劇場公開日 1997年4月19日

「始まりから完成形に近い」名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 森林熊さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0始まりから完成形に近い

2025年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

記念すべき1作目のコナン映画。当時はまだ新一とコナンの間ぐらいの年齢だった。親と一緒に劇場へ行き行列に並び、ワクワクしながら観た記憶がある。今さらあらすじを書いても仕方ないので、簡単に良かった点と悪かった点だけ上げておく。

良かった点
・大規模なビル爆破シーンなどがあり、後の作品では観られないくらいに殺害の規模が大きい。明確に死者数とかは出ていないが、あれで誰も死んでないというのは明らかに不可能。
・電車のシーンは映画「スピード」を彷彿とさせるなど、スリリングな出来。これだけ大掛かりな仕掛けをするのは無理では?と思えるが、多数の電車が人質に取られるなど、いかに事件の規模が大きかったかが分かる。
・赤い糸と関連した最後のシーン。

悪かった点
・容疑者が皆無。白鳥警部が容疑者に挙がる始末で、疑うような人が一人しかいなかった。
・証拠の捏造。さすがにそれはダメだろ。しかも自供以外に証拠が無かった。まぁさすがに爆弾あれだけ作っていたら、家宅捜索でいくらでも証拠は出て来るだろうけど。

森林熊