「一作目にして最高傑作?!」名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 三日月キリンさんの映画レビュー(感想・評価)
一作目にして最高傑作?!
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あまり大げさなことは書きたくありませんが、
今のコナン映画にはない基本に忠実な映画だと思います。
まず、見る人がコナンを知らないことが前提で作られているのが新鮮。
冒頭の謎解きエピソードは、コナンという少年がどういった経緯で、普段どのようなことをしているのかということを伝える導線になっています。
トリックこそ簡単ですが、只の紹介エピソードというわけではなく、後に起こる本筋の話への複線にもなっているというところが、今では考えられません。
また、これもフリの話になりますが、今では当たり前のように使っているスケートボードの紹介が、トリック解決の前フリになっているというところも素晴らしい。
さらに、最終的に蘭が新一に頼らず、青を切った後の小粋な台詞。
画風が少し今と違いますが、是非見ていただきたいです。
ちなみに、リアルタイムで映画館で見て、大人になってから見直しての感想になります。
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