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「武蔵野夫人」を配信している動画配信サービス(VOD)

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「武蔵野夫人」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「武蔵野夫人」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
見放題 月額600円(税込)~ 今すぐ見る
見放題 月額550円(税込)~ 今すぐ見る
Amazon Prime Video

おすすめポイント

Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

30日間

月額料金

月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能

特典
(ポイント付与等)

Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる

支払い方法

クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)

映画作品数

20,300本以上

ドラマ作品数

3,200本以上

アニメ作品数

1,200本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

DMM TV

おすすめポイント

アニメ・エンタメ充実のラインナップ!新作アニメに加えてDMM TVでしか観られない独占・オリジナル作品も見放題!

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

14日間

月額料金

月額550円(税込)/App Store、Google Playからの登録は月額650円(税込)/DAZN、pixivの各種セットプランあり

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大4人まで視聴可能

特典
(ポイント付与等)

ポイント制度あり(DMMポイント)/無料トライアル後にDMMポイント550ポイント付与/DMMプレミアム特典クーポン

支払い方法

クレジットカード(MASTER除く)、PayPay、DMMポイント、キャリア決済(d払い/auかんたん決済/ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い)、Amazonアプリ内課金、Appleアプリ内課金、Google Playアプリ内課金

全作品数

29,100本以上

見放題作品数

15,900本以上

映画作品数

9,300本以上

洋画作品数

4,000本以上

邦画作品数

5,300本以上

ドラマ作品数

3,200本以上

アニメ作品数

6,200本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


解説

製作は「舞姫(1951)」の児井英生で、大岡昇平の原作から福田恒存が潤色して「お遊さま」の依田義賢が脚色したものである、演出は「お遊さま」の溝口健二で撮影は「袴だれ保輔」の玉井正夫が担当している。出演者の主なものは「夜の未亡人」の田中絹代「せきれいの曲」の轟夕起子に山村聡、「盜まれた恋」の森雅之に片山明彦、大谷伶子、進藤英太郎など。
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あらすじ

武蔵野の高台に住む道子と夫の秋山のもとへ道子の従弟勉が復員してくる。勉は道子と共に住むことを望んだが、嫉妬深い秋山は彼をアパートに住まわせる。勉の生活が荒れることを心配した道子は向かいに住む従兄の妻富子の提案で、彼に富子の娘雪子の家庭教師をさせることにする。武蔵野の小道を一緒に散策するうちに道子と勉は互いに男女として意識しあうようになった。しかしあけすけな富子はそれを秋山に暴露してしまい、秋山はそれを許す代わり富子と関係を持つようになる。ある時嵐にあった道子と勉はホテルで一夜を過ごすが、道子は勉の激情を優しくなだめるのだった。富子と旅に出たものの捨てられた秋山が家に戻ってみると、道子は静かに息を引き取っていた。
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Gustav
Gustavさん
3.5
投稿日:2021-10-12
武蔵野台地に歴史を持つ家柄のひとり娘秋山道子と従弟宮地勉との恋愛を、美しい背景の中で描いた個性的映画。フランス文学に傾倒する大岡昇平の自由恋愛に基づいた先鋭的な台詞が日本映画では珍しく、当時としてはベストセラー小説の映画化以上の大胆な試みを感じる。それを田中絹代、森雅之、轟夕起子、山村聡のベテラン俳優が演じる興味深さに、戦前の「路傍の石」などの名子役片山明彦の青年役が加わる。

道子は、終戦直前に両親を亡くして、宮地家をひとりで守らなければならない。夫秋山忠雄はスタンダールの研究家兼理論家で大学で講師をするインテリではあるが、妻道子へ対する愛情は確かなものではない。姦通に拘る自由論者を標榜していて、倫理に厳しい男性ではなく正義感も薄い。この夫婦に近所に住む道子の従兄大野夫妻が絡んで、場面展開はとてもいい。会話劇の舞台を観るような面白さがある。そこへ出征以来行方不明だった宮地勉が突然現れて、勉の世話をする道子と忠雄の仲がより不安定化する。道子は同居を望んだが、嫉妬に駆られた忠雄は勉を東京のアパートに紹介し離れさせる。このようなところのインテリ男の弱い精神面の嫌らしさが出ていて結構面白い。森雅之の演技も流石に良く、役柄になり切っている。
それでも学校生活や女遊びの乱れを危惧して、大野家の家庭教師として勉は武蔵野に呼び戻される。ここからドラマは進展していくのだが、道子と勉の接近は解るものの、忠雄は大野夫人富子へ近付いていくのだ。この森雅之と轟由起子の関係が、溝口監督の演出で通俗性を突き破る面白さがある。そして、映画は武蔵野の自然の風景や美しい景色を捉えていく。道子と勉が静かに歩いていくだけで、その内に秘めた思いを暗示させる映像美だった。

道子と勉の間に富子が介入したり、二人が村山貯水池に出かけて嵐に会いホテルで夜を一緒に過ごす場面など、フランス映画のような趣の溝口映画。原作の持つ自由な恋愛観が理由ではあるだろう。それでも予期しない出来事に翻弄される女と男を見詰める視点に、溝口らしい冷静で確かな演出力はあった。純粋に家を守ろうとする古風な道子と武蔵野台地と道子を愛する勉の、血縁と年齢差を越えた愛が、親族のエゴと享楽主義によって悲劇に終わるドラマ。愛が善とすれば、この善と悪は面白く彩られていた。

  1978年 7月14日  フィルムセンター
鑑賞日:2021年10月12日 映画館で鑑賞

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