「シリーズ折り返しの第3弾。ライバルが登場」宮本武蔵 二刀流開眼(1963) 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ折り返しの第3弾。ライバルが登場
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シリーズ折り返しの第3弾。遂に宿敵のライバルが登場。
般若坂の戦いで人の死の無常を知る武蔵。
己の剣に磨きを懸ける為に、柳生石舟斉を訪ねるが…。
サブタイトルに《二刀流開眼》と在るが、実際には“いつの間にか使っていた…”と言う、お茶目な状態(笑)其処に至るまでの物語が無いから「あれれ…」と言った感じ。
ある問題から石舟斉とは会えず、因縁有る吉岡との約束を優先する。その一方で…。
ここまでが前半。後半遂に高倉健演じる佐々木小次郎が登場。
初めの登場場面から見せ場が有る。
船の廻りを回り込む長廻しの後に、細かいショットで小次郎の強さを表現する、鮮やかな編集が素晴らしい。
この辺りから、完全に主役は小次郎に交代したと言って良い位に、この後武蔵の影は薄くなる。
エンディングに向かって、第1・第2弾の武蔵に関わった登場人物達が、駆け込み的に絡み合いながら登場する忙しさ。
そして遂に吉岡道場との全面対決をいざ迎える事となる。
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