水戸黄門(1978)のレビュー・感想・評価
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人生楽ありゃ苦もあるさ
2023年4月2日
映画 #水戸黄門 (1978年)鑑賞
#東野英治郎 版
助さんに #里見浩太朗
格さんに #大和田伸也
うっかり八兵衛に #高橋元太郎
風車の弥七に #中谷一郎
の黄金時代
まあ、格さんは #横内正 のイメージもあるかな
しかし、悪役の #安部徹 は鉄板のような感じがする
永久保存版水戸黄門
黄門役は色々な役者がやっているが、やはり一番馴染んでいるのは東野英次郎だね。さらに今回加賀藩の危機を伝えに来た由美を演じる女優は懐かしの栗原小巻。そしてあの主題歌とくれば観たくなるよね。さらには由美の恋人役は大岡越前で伊織役だった竹脇無我、城代家老に三船敏郎、偽者の黄門一党にハナ肇、植木等や谷啓らと嬉しくなるような豪華メンバーで永久保存版だね。
お祭りだ!豪華キャストの漫遊記!
ドラマ「水戸黄門」放送開始10周年記念作品。
テレビ大阪「ドラマセレクション特別版」を録画して鑑賞。
加賀藩において、跡目争いに託つけた悪巧みが進行中との知らせに、お馴染み水戸黄門一行が立ち上がる!
アニバーサリーに相応しく、ゲスト・キャストにバラエティ豊かな面子を揃えており、まさにお祭り騒ぎな作品でした。
加賀藩城代家老役に三船敏郎、その娘役に栗原小巻、ニセ御老公一行にハナ肇・谷啓・植木等などまさに豪華絢爛。
物語としては、前半・後半に分かれていました。前半はニセ御老公一行が起こした騒ぎを描くコメディ編、後半が城内に蔓延る悪人どもを成敗するメインストーリーでした。
クレージーキャッツの面々と繰り広げたコミカルな前半部分も楽しかったですが、本作の本当の見どころは後半に詰め込まれていました。筋からすればあっても無くても良いような三船敏郎の殺陣シーンは、本人たっての希望としか思えませんでしたが、その太刀筋、緩急の効いた動きに惚れ惚れ…。ふとした瞬間、黄門様を食いそうになる存在感が圧巻でした。
クライマックスにはもちろんドラマでお馴染みの印籠のシーンも。是非ともスクリーンで観てみたいなぁ、と云う衝動に駆られました。だってめちゃくちゃ贅沢じゃないですか?―普段テレビで観ている光景をスクリーンで堪能する…。これが劇場版の最大の醍醐味と云うものでしょう!
[余談]
私にとって黄門様役と云えば、佐野浅夫や石坂浩二、里見浩太朗が演じていたものでした。東野英治郎は悪役のイメージが強くて、黄門様が悪人に見えて仕方ありませんでした。
ですが、呵々大笑と云う四字熟語がぴたりと当てはまるあの笑い方は、東野英治郎にしか出せない味わいがあるように思えて、いつしか東野黄門が好きになっていました。
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