「高倉健という人の佇まいが生きている」鉄道員(ぽっぽや) 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
高倉健という人の佇まいが生きている
高倉健だから、きっと硬派な物語、
映画と思いきやそうではない。
職務一徹、硬派であった男への
愛の物語であるように感じる。
物語は北海道のローカル線に勤務する男。
蒸気機関車の時代から職務に命を懸けた。
しかし娘、そして妻の死を遠い何処かで迎えた。
まもなく定年という頃、男に不思議な出来事が起こる。
それは夢であり、心の現実でもある。
そして、あの雪の日のホーム。
それが何とも言い難く、深い涙を誘う。
男は、きっと幸せな時を過ごしたと思う。
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