劇場公開日 1988年4月16日

火垂るの墓(1988)のレビュー・感想・評価

全111件中、41~60件目を表示

5.0これ見ると戦争良くないよねって思えます

2025年8月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

怖い

戦争が起こると経済効果とか技術の発展などメリットあるなとか、ゲーム上だと戦略とかめっちゃ面白かったりしますが。
これを観るたびに、人が死ぬこと、日常が奪われること、何より子どもたちが犠牲になることを考えさせられます。
戒めとして時々見なきゃと思う映画です。

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yjq

4.0初めて泣いた映画

2025年8月15日
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子供が出来てすぐにテレビで放映
今考えれば 入り込むにも経験や知識が要る
一つの道標になる逸品

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HigeKobo

5.0何度も観たいと思わない秀作

2025年8月15日
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鑑賞方法:その他

泣ける

悲しい

まずは、戦争に巻き込まれ亡くなられた方々に追悼の意を表します。

私は本作を鑑賞してから、もう四半世紀以上は経っています。
近年終戦記念のこの時期、必ず訪れる戦争映画の放映。

一度も見返したことはありません。

余りに無慈悲な現実感と戦争。

余りに純粋で無力な孤児。

至極の名作ですが、あまりにも、痛々しい。

私は多分、二度と鑑賞することは無いかもしれませんが、皆さんには必ず一度は鑑賞してほしいと思う秀作です。
人間の心を壊す戦争。
もし自分がその場にいたら、この兄弟を助けられたのだろうかと、身の回りや自分の事で精一杯で、手を差し伸べた自信が持てない、戦争と醜悪な現実感があまりに激しく心に焼き付けられた作品でした。

始めて鑑賞する方には、思いっきり泣いて、争いの悲惨さを心に刻み込み、優しい思いやりを持つキッカケを掴んでほしいと思う、個人的映画史上、最高の秀作の一つです。

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HGPomera

4.5この日が来ると思いだす。

2025年8月15日
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鑑賞方法:映画館

居づらくなった親戚のうちを離れ、最初は楽しいままごとのような、兄妹二人だけの生活。ドロップをおいしそうになめる妹の笑顔。でも母の死を知って「なんで蛍すぐ死んでしまうん?」と涙をためて哀しげにつぶやく妹の声。そんないくつかの映像が、この日を迎えると、フラッシュバックのように思い出されて、目頭が熱くなってきます。
目頭が熱くなる理由は何なのでしょうか?

それは多分、監督自身が否定しているように「反戦の誓い」を新たにする故などではなく、はたまた原作者が忌み嫌った「かわいそうな戦争の犠牲者の物語」故でもなく、終戦という独特の雰囲気の中、両親を失ったある若くて未熟な二人の、蛍の光のようにはかない、いのちとこころの営みを写し取ったところに胸をうつ故なのかもしれません。

「葉末の一つ一つに、蛍の群がっていた、せせらぎをおおいつくす草むらの姿が、奇蹟の如く、えがかれている。ぼくの舌ったらずな説明を、描き手、監督の想像力が正しく補って、ただ呆然とするばかりであった。」(パンフレットの原作者野坂昭如氏による寄稿文より)
逡巡しながらも、原作者自身が二ヶ月あまり過ごした場所に監督やスタッフを案内し、その後作られたラフスケッチを見たあとの感想を綴った美しい文章ですが、何度かあった実写化の企画の後で、映画化に同意をする決意をした瞬間でもあったようです。

監督も原作者ももうこの世にはいませんが、作品は生き続け、毎年この日を迎えます。
天国で兄は妹にまた会えたでしょうか?私には、螢に囲まれてにこやかに笑っている二人の姿が見える気がします。

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pen

5.0火乗るの墓

2025年8月11日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

見てて辛かったです。

無邪気に遊ぶ節子が可愛かった。

兄妹の絆を戦争が引き裂いた!!

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Y&M

2.0甘い、ツマラン、回りくどい。

2025年7月26日
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初見、ネトフリ。
諸氏言説通りこれは反戦映画にも感動作にも見えぬ。
これを子どもの貧困告発映画と見る時、
今や是枝の諸作や秀作「マザー」もあるゆえ、
これは甘いなツマランな回りくどいな、と。
変で不気味で不道徳。
軍国と民主の過渡期、
皆が捨て鉢に生きて死んだ、て話しか?

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きねまっきい

4.0かわいい節子、大人になれなかった節子

2025年7月22日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

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よだか

4.5西宮のおばちゃんへの思い

2025年7月20日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

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まつこ

4.5観るべき作品

2025年7月19日
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泣ける

悲しい

怖い

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蜷川吝塀

4.0何度見た事か

2025年7月14日
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鑑賞方法:TV地上波

凄い戦争映画というのは何度も味がする。この映画も観る年代ごとに違う味がする。感情移入する相手が変わる。この映画はそれ。感情がぐるぐると揺さぶられる。

「本当は10倍怖い火垂るの墓」でYouTubeを検索してもらい、もう一度見てください。背筋にゾクッとするものがあります。

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マルボロマン

5.0因縁の火垂るの墓

2025年6月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

子どもの頃、火垂るの墓が上映された。
母は子どもが見ても大丈夫そうな内容か心配になって、先に1人で鑑賞したらしい。そのくらい、アニメへの想いの強い人だった。結果、同時上映のとなりのととろだけを子どもに見せることを選択した。
このお話を聞いて以来、火垂るの墓を観ることは自分にとって特別な意味を持っていた。今回、初めて鑑賞した。

栄養を失っていく様子、栄養のないものを与え続ける清太、栄養がないものを欲してなくてもその甘いコーティングに舌が喜んでしまう節子、ドロップの缶の音にすら喜びが出てくる様はあまりにも辛かった。
空襲中に火事場泥棒をする清太、お腹が膨らんでたぬきみたいになった清太、あんまりにも醜かった。(たぬき映画「平成たぬき合戦ぽんぽこ」、あらためて見直したいと思った。)

清太はずうっと、胸に軍人の父親を入れていた。まさしく、父親のように父親がしてくれたように、節子に振る舞ったんだろう。甘味のあるものだけでなく、清太と節子が成長できたのは、母親の仕事だったんだろうなぁ。節子はお墓を作って、ほたると母親を弔えるくらいな強さがある。女性の強さ。

いつの時代にも響くものとして、栄養というキーワードが今回の鑑賞で一番感じいった。

それにしても、高畑監督、やっぱりすごい。

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まるのすけ

5.0初めて観た時、ラストシーンに愕然とした、背筋が凍った。

2025年5月18日
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死の灯りと生の灯り

焼夷弾は空から
蛍は地上を浮遊し
綺麗な光を放つ

誰もが自分の事に必死になる。
あの兄弟は空腹感から逃げる。
命の危険から遠く逃げる。

物語は生きる為の兄を見せる。
無邪気に遊びを探す妹を見せる。
戦争は終わりを告げ、平和な空。
楽しげな音楽が流れ女性が窓を開ける。

ただ、兄 清太の目は昨日と変わらない。
妹と共に空腹の今日を生きている。

驚愕したラストシーン
あの状況に震えた。

今も心から離れない。

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星組

4.5”反戦を訴えるなら、戦争を起こす前に何をすべきかが問題だ”

2025年4月29日
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鑑賞方法:映画館

4月29日は「昭和の日」。昭和の時代を振り返る意味を込めて、スタジオジブリの高畑勲監督による映画「火垂るの墓」を鑑賞しました。会場は丸の内TOEIで開催中の『昭和100年映画祭 あの感動をもう一度』。今回で5本目の鑑賞となります。

本作は、言わずと知れた野坂昭如氏の原作小説をアニメ映画化したもの。冒頭で14歳の主人公・清太(声:辰巳努)が駅構内で亡くなるシーンが提示され、そこに至るまでの経緯が描かれる構成になっています。

物語の舞台は昭和20年4月の神戸。日本はすでに敗色濃厚な状況にありましたが、清太は依然として日本の勝利を信じ、海軍軍人である父を誇りに思う、ごく普通の少年として登場します。ところが、神戸が大空襲に見舞われ、家は焼け、母親も戦災により命を落としてしまいます。清太は4歳の妹・節子とともに遠縁の親戚の家に身を寄せるものの、そこの叔母と折り合いが悪くなり、2人で家を出て池のほとりの防空壕に移り住むことになります。
しかし、手元の食料もお金も底をつき、やがて節子は栄養失調により息を引き取ります。

まさに涙なくしては観られない物語でしたが、正直なところ、私は涙を流すことができませんでした。鑑賞後に思い返すに、あまりに過酷な”現実”を目の当たりにしたショックで、涙を流すという自然な反応すら身体が忘れてしまっていたのかもしれません。

その後、感情の整理の一助としてWikipediaの該当項目を読んでみたところ、高畑監督の次のような言葉が印象的でした。

「反戦アニメなどでは全くない。そのようなメッセージは一切含まれていない」
「本作は決して単なる反戦映画ではなく、お涙頂戴のかわいそうな戦争の犠牲者の物語でもなく、戦争の時代に生きた、ごく普通の子供がたどった悲劇の物語を描いた」

なるほど、この視点こそが、本作に他の反戦映画とは一線を画すリアリティを与えているのだと、改めて納得しました。たしかに、清太は多くの悲劇の当事者であるにもかかわらず、彼の言動からはストレートな「反戦メッセージ」は感じられません。特に、玉音放送を聞いておらず敗戦を知らなかった彼が、後にその事実を知った際に受け入れきれない様子には、反戦よりも、時代の中で取り残された個人としての孤独が強く浮かび上がります。

また、次のような高畑監督の言葉も心に残りました。

「この映画では戦争は止められない。映画で反戦を訴えるのであれば、“戦争を起こす前に何をすべきか”と観客に行動を促すことが必要だ」

たしかに、戦争が始まってしまってからでは、手遅れなのです。

以上、映画を観た感想に加え、多少の余談も含めてしまいましたが、世界情勢が日ごとに不穏さを増している現代においてこそ、本作は語り継がれるべき意義ある作品だと、改めて実感しました。

それにしても、「火垂るの墓」が「となりのトトロ」との2本立てで公開されていたというのは、日本映画史に残る“天国と地獄”のような同時上映ですね。

そんな訳で、本作の評価は★4.6とします。

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鶏

5.0カット割り上手すぎる

2025年4月4日
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カット割りが上手すぎる
もう一度観たいけど二度と観たくない
よく言われている話だけど本当に二度と観たくない

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悠

5.0戦争孤児の末路

2024年12月17日
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泣ける

悲しい

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ぽん

4.0なんで、蛍すぐ死んでしまうん⁉️

2024年11月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

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活動写真愛好家

3.0心に残る(トラウマ)

2024年10月25日
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鑑賞方法:その他、TV地上波

今でも記憶に強烈に残り、決して忘れられないトラウマになった映画です。

それは、戦争体験者が語る、「二度と思い出したくない」という思いに近いものかもしれません。映画なのに、心の深い場所にトラウマを残す。傑作には違いないのですが、おすすめはしません。

アメリカのどこかの小学校で、『プライベート・ライアン』を見せる罰と言うものがあると聞きましたが、それは戦争を軽んじるような言動をしたり、元軍人をリスペクトしないことに対する不敬罪に当たるようです。

確かに、子供にはきつい罰でしょうが、いい映画なのでいつかは見せたい一本です。かたや、『火垂るの墓』はと言えば…

これが戦争。と、如実に語る作品で、理屈抜きに、戦争は最大の災厄だと思い知らされます。子供には『キャプテン・アメリカ』を見せときゃいい、っていう時代は、いつまで続くのでしょうか。

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うそつきかもめ

4.0全ては守るため

2024年10月18日
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movie mamma

5.0心が痛む

2024年10月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

初めて観たのは20歳のとき。涙が止まらぬままエンディング。
その後、テレビで何度か放映されているがだんだん直視できない。
かわいそうで辛くて余韻がすごい。
けれどしっかりと受け止めて観るべき実話。

兄妹、辛かったね。一生懸命がんばったね。

そんな軽い言葉ではとうてい表現できないけれど心の底から思う。

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小雨

5.0視聴率って大事?戦後79年経っても大衆迎合するんですか?

2024年8月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

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野川新栄