「初めて観た時、ラストシーンに愕然とした、背筋が凍った。」火垂るの墓(1988) 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
初めて観た時、ラストシーンに愕然とした、背筋が凍った。
死の灯りと生の灯り
焼夷弾は空から
蛍は地上を浮遊し
綺麗な光を放つ
誰もが自分の事に必死になる。
あの兄弟は空腹感から逃げる。
命の危険から遠く逃げる。
物語は生きる為の兄を見せる。
無邪気に遊びを探す妹を見せる。
戦争は終わりを告げ、平和な空。
楽しげな音楽が流れ女性が窓を開ける。
ただ、兄 清太の目は昨日と変わらない。
妹と共に空腹の今日を生きている。
驚愕したラストシーン
あの状況に震えた。
今も心から離れない。
※
コメントする