ぼくらの七日間戦争のレビュー・感想・評価
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絵空事映画なので堅く考えずに
1988年宮沢りえ主演。ずっと以前に見たはずだがほとんど覚えてなかった。
学校の校則にうんざりした中学生たちが立てこもり・・・という内容。
前半のわかり易く早い展開はいいと思ったが中盤以降ちょっとダレる。終盤の盛り上げ方は悪くない。それにしても教師や自衛隊とも対峙してしまうという反体制な話なんだが、そこは80年代で実にポップ感溢れた作り。ライトで爽やかだ。
教師陣(大地康雄・佐野史郎・倉田保昭など)のわかりやすい悪役も悪くない。立てこもった中学生が掲げた旗に「馬耳東風」ってあるのが良いなぁ。
あと宮沢りえの可愛さ。まだ演技素人レベルだがその初々しさを確認するという見方もできます。ノースリーブ姿とか超絶的な可愛さだ。
レベルの低い昔の映画
アニメ化されると聞いて原作も読んで30年前の本作も見てみたが、当時原作を読んでこの映画を見た人はガッカリしただろうなあ。原作は中学生が知力を尽くして大人の不正を糺す物語なのに、映画の方は大人を糺すどころか暴力を使って機動隊と戦い、挙げ句の果てに教師は過剰暴力を振るうというとんでもない映画である、これでは大人どもに何のダメージも与えていない、いくら当時の日本映画のレベルが低かったと言ってこんな映画よく公開したもんだ。今回のアニメ化はもう少しマシであることを期待したい、いま日本文化の才能は大部分アニメ界に集中していることを信じよう。
昔の映画なのに現代的というか
ブラック校則、体罰など、間違った学校の管理教育が子供たちの行動の背景にあるわけだけど、30年前に問題視されていたことが現代でも引き継がれていることに、複雑な気持ちになってしまった。
みんな昔は子供だったのに、大人になるとなぜ子供の気持ちを忘れてしまうのか。
永遠の課題。
BS-TBS録画鑑賞。 「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」が大好...
BS-TBS録画鑑賞。
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」が大好きなので、似たタイトルの本作、前から見たかった。
何これ?さすがに昔でもこんな学校ないわ。生徒たちの反乱はいいのだが、なんで戦車があるの?あまりに無理なことのオンパレード。極め付けはラストの◯◯大会。誰がいつ仕込んだ?バカにしてんの?(笑)
宮沢りえデビュー作という価値のみ。ひとり光ってますね。彼女以外は今どこで何してる?芸能界も厳しい世界ですね。
12月、アニメ新作があるんですね。どうなんでしょう。本作見る限りあまり見る意欲が湧きません。
しょーもない教師
はちゃめちゃな内容で、何でそうなるのという場面満載だったが、ストーリー自体は一貫しててわくわくしながら見れた。
出てくる教師がしょーもない。佐野史郎の演じたしょーもなさが、この時代なのかなあ。
遠い記憶だけど今でも忘れられない
歳の離れた兄の影響でなんとなく観ただけのはずなのに、20年以上経った今でもめちゃくちゃ脳裏に焼き付いている作品。
中学入学時、「オンザ眉毛」とか言われるのかな…と過剰に心配した記憶がある(笑)
映画の影響で原作を読む、という経験もこの作品が初めてで、映画と全然違ってて、「この子が好きなのはこの子のはずなのに!!」と衝撃を受けた。
「エレーナ、お願い」
「玉ねぎを切るときは、半身になる」
「もっと、大人になったらね」
「電源切ってるので、なに言ってるか分からないんです」
…色んなセリフを、みずみずしいまま今も覚えています。
作品がどうのじゃなくて(このアプリでそれじゃダメですよねすいません…)、『映画』という世界の「初体験」って感じの、大切な作品です。
あとTM NETWORKの主題歌が秀逸。
校則を盾にして細かく厳しい教師陣もひどいし、母親たちのしつけが悪...
校則を盾にして細かく厳しい教師陣もひどいし、母親たちのしつけが悪いとも言える。なんと言っても中一の生徒も遊びたいだけの集団心理といった、ひどい人間だらけだ。かつて『どぶ川学級』という映画もあったが、楽しいはずの集団逃避も何日も続くと飽きてしまうというテーマが懐かしい。
80年代というと、校内暴力が大流行し、不良と呼ばれた若者たちは右翼化傾向にあった時代だ。世の中の不満と言っても、身の回りの単純なことばかり。言ってみれば、単なる“わがまま”という簡単な構図だ。これというのもバブルを迎える前の、何をやっても上手くいく時代を象徴していたのでしょう。教育問題を全面に押し出しながらも、社会に対する安心感が溢れていて、かなり脳天気としか言いようが無い。ラストに花火のファンタジーでスッキリさせるなんて手法は、それまでの教育に対するテーマを水に流してしまうといった一種の“逃げ”の手法ですな。
こうして批判的に書いてはみたものの、バブル当時に観ていればこんな発想すら生まれずに単純に楽しめる映画だったのだ(と思う)。
悪い大人をやっつけろ!
"ぼくらの七日間戦争" シリーズ第1作。
サンテレビ「シネマスタジアム」で鑑賞。
原作は未読。
生徒に対する教師の行いは度が過ぎている。子供だからとナメ腐って、子供のためと云う大義名分を盾に、エゴを押しつける大人たちは悪い見本のオンパレードだと思いました。
描写が大袈裟ですが、それによって子供たちに感情移入出来ました。こりゃ反抗したくなるのは当たり前。今の自分は本作の大人たちのようになっていないかと心配になりました。
授業をエスケープし友達と廃工場に立て籠った彼らは、さながら秘密基地遊びをしているようで、こちらも童心に返りました。大人をやっつけるためにいろいろと武器を拵え、足場材で櫓を組んだり、地下に置き忘れられていた(?)61式戦車を動かしたりと、彼らは真剣に戦いつつ、どこか楽しそう。縦横無尽に暴れ回って機動隊を翻弄し、悪い先生たちを懲らしめる様がとても痛快でスカッとしました。
ラストの花火乱れ打ちは、子供たちの抱えていたものが解き放たれたようでしたし、大人たちも憑き物が落ちたように夜空を見ているのが印象的なシーンでした。
[余談]
宮沢りえがめちゃくちゃかわいかったです。演技は拙かったですが、ここからメキメキと実力をつけ、現在日本を代表する女優として活躍しているのがすごいなと思いました。
※修正(2024/02/16)
しょーもないがそれで良いと思ってやっているのだろう
結局やりたい放題やって何が成し遂げられたんだろう
その後どうなったのかが重要ではないか
そこを描いてほしかった
脚本は非常に誇張されていて、現実感が無い
当時はリアリティあったのだろうか
というかこんな指摘は的外れなのかも
そんなんどうでも良いから滅茶苦茶な感じを楽しんでくれという映画なのかも
アニメでやったほうが素直に楽しめる
あと、宮沢りえがめちゃめちゃ可愛い
今みたら・・・・
懐かしくて観てみた
主人公たちと同じような年齢ならどう感じたのか
今となってはわからないが
が!
とにかく腹がたった
今の自分が大人だからなのかな・・・
あふぉなガキがめちゃくちゃしてるだけ
しかも、それを正義みたいに見せてる。おい!!
まったく共感できずやわ
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