ホーホケキョとなりの山田くんのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
『かぐや姫』に繋がる傑作アニメーションだと僕は考える。一見、
このアニメ映画は『雑に描かれすぎている』様に見える。しかし、高畑勲監督の一つの試みと理解している。
ケセラセラ
家内安全あってこそ
DVDで久しぶりの鑑賞。
原作マンガは未読です。
スタジオジブリ作品でいちばん好きな「風の谷のナウシカ」の次に好きな作品。一度しかテレビ放映されていないのが不思議なくらいとても面白くて、子供の頃何度も観ました。
マンガの画がそのまま動いているようなスタイルは従来のジブリ作品とは違い、初見時とても斬新に感じたことを覚えています。多額の予算が投じられていることを後に知り驚愕。
日常あるあるに笑わされたりほろりとさせられている内に、普段は意識していなかった人生の機微や秘訣に気づかされていく。体も心も健やかにいられるのは家内安全あってこそ。心が温まり、家族のありがたみを感じました。時代が移り変わろうと、この家族の姿だけは決して消えて欲しくないなぁ…
なんとかなるわよ(ならない)。
くすくす笑える
面白かった
豊かなバブル期の日常
エピソードの一つで、入院したお婆さんの友達が病棟で明るく振る舞ってたのを、見舞いに来たお婆さんが「アンタ何の病気なん?」と質問した途端、友達が泣き崩れるの心に刺さった。
たぶんだけど、もう回復の見込みがなくて、絶望や寂しさを長年の友人であるお婆さんに見せたくなくて無理してたんだな、と察し。
優しい人は自分を心配してくれる人の事を考えて本音が言えないんだよ。
いやぁ、いいですねぇ〜
結構ジブリの中でも好きの方。
個人的には『もののけ姫』と対を成す
どゆるい
こんなジブリもたまにはいい
いしいひさいちによる4コマ漫画を高畑勲が映画化したスタジオジブリの1999年の作品。
ジブリ作品史上、高畑監督作史上、最も認知度が低く、興行的にも大コケした事で知られる一作。
簡単に言えば、日曜の夕方やってるサザエさんをそのまま映画にしたような感じ。
平凡な山田家の日常を切り取り、4コマ漫画らしく複数のエピソードを繋げた展開。
大事件が起こる訳も無く、ゆるくてのんびりとした時間が流れる。
受けなかった理由も分からないではないが、かと言って失敗作と斬り捨てるには待った!
一つ一つのエピソードはユーモラス。
ほっこり温かい。
何気ない日常と家族の有り難み。
矢野顕子による主題歌も心地良い。
緻密な画で知られる高畑勲監督。
本作と「かぐや姫の物語」では素朴なタッチ。
アニメーションの表現に挑戦し続ける。
笑えなかった
4コマギャグみたいな内容なのに、全然笑えなくて困った。市井の人の素朴な生活を描いているのだが、共感したい気持ちにならず、むしろ踏み潰したいような残酷な気持ちをかき立てられて困った。
絵や表現がすごいらしいのだが、どうすごいのか全然分からなかった。むしろ簡単に描けそうな感じがした。
録画して見たのだが、眠くて途中で3度寝た。
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