忘却の花びら(完結篇)
劇場公開日:1957年7月2日
解説
菊田一夫のラヂオドラマを、「雪国(1957)」の八往利雄が脚色、監督は「三十六人の乗客」の杉江敏男、撮影は「大番」の完倉泰一。主演は、「続サザエさん」の小泉博、「美貌の都」の司葉子、「雨情」の草笛光子。ほかに、池部良、安西郷子、久保明、淡路恵子、白川由美、中田康子、若原雅夫、志村喬などオールスターキャスト。色彩はイーストマンカラー。
1957年製作/100分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1957年7月2日
ストーリー
負傷した藤崎克巳は九州の日南海岸で静養していた。その頃、一宮鮎子は東京で庄田に結婚を強いられていたが、韮崎の息子大助に援けられて、九州に向った。九州に着いてみると、克巳は既に東京に発っていた。鮎子を探し出した庄田は克巳が死んだといつわって鮎子に結婚を承知させた。庄田と新婚旅行に旅立った鮎子は克巳が死んだというのが嘘であることを知った。彼女は、四国室戸岬にいる姉の葵のもとにかけつけた。強く愛し合う克巳と鮎子を見て、葵は自分の恋を忘却の彼方に捨て去るのだった……。
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