復活の日のレビュー・感想・評価
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なぜ深作欣二なんだ!とプロデューサーを問い詰めたい
今となってはツッコミどころ満載のトンデモ作品。
あんまりにも描写が稚拙過ぎてギャグに思えてくる。
およそ監督はミスマッチだとしか思えないが、何を撮っても深作節が出ているので逆にすごい監督だと認識させられる。
ただそれがものすごくこの作品と合ってない。
うな丼にビーフシチューをかけて食べるがごとく合ってない。
原作を読んでハードなSFをイメージされるなら観ない方がいい。
とにかく深作欣二が好きなら観ておいて損はない。
フランス料理作れといい材料揃えたのに作ってみたらうな丼。
うな丼をものすごく上手く作れる人はどんな材料揃えてもうな丼しか作れなかった。
いろいろびっくり!!!!!
おっもしろい!
小松左京さん原作!
この面白さを説明できる知識と語彙がない、、
でも、そんな私でも面白かった。
角川映画って、セーラー服と機関銃的なアイドル使った映画のとこだよね!?、ってびっくりした。
この映画が大した賞とってないとは。
当時のショーレース凄まじい。
wikiによると
「深作ファンだった井筒和幸は作品の出来に落胆し、押井守は「小松左京は『日本沈没』を除けば映画化に恵まれなかった」との感想を述べている」
とのこと。
そんなものなのかね。
ストーリーも映画としてもめっちゃ良かったけど。
さらに、
お金かかりすぎて赤字になり、
角川は以後方針転換してアイドル映画路線に転向したそう。
皮肉、、
(それであの角川映画のイメージになったのね、、)
なお、、
あそこが爆破されたあとの太陽のカットが印象的すぎて、
後日譚が安く見えた気も…
(巨匠に言うことではない、、)
太陽のカットの後スタッフロール流して後日譚、
ライフイズワンダフル、ってのはどうかなーぁ。
(巨匠に言うことではない、、)
新型コロナを受けて今日は
「感染列島」からの連チャンで少し疲れた。
けど、
観て良かった。
半世紀以上前の原作が今、リアリティ極大
1964年小松左京原作、1980年上映ですか。
新型コロナウイルスで世界が大変な2020年。
リアル過ぎる。スケールは地球規模。大きな示唆と教示。
人類は負けない。自分の中にいる神のみを信じろ。
その神は希望であり、希望は他者への愛そのものだ。
きっと人類は誰かの手によって報われる。
_φ(・_・
カーター少佐(ボー・スヴェンソン 193㌢)
吉住(草刈正雄185㌢)
マリト(オリビア・ハッセー)
(途中でなぜマチュピチュに寄ったんだろうという謎)
主題歌が英語曲ってのもいかにもだ
80年角川。監督深作欣二。
ウイルス災禍で改めて注目されるタイトル。未見だったのでこの機会に。
小松左京の原作小説は、緻密なディティールを幾つも積み重ね大きな流れにリアリティを持たす手法。映画もそれに習って序盤は地味ながらも悪くない。
未知の細菌が世界に広まってゆく過程も現在の状況に酷似する点あり。小松左京恐るべし。ここのパートはもっと長くてもよかったと感じたな。
中盤から南極での話に。海外俳優を揃え真っ当にドラマを作る、という心意気は買える。成功してたとは言い難いけども。
パンデミック部分とラスト部で別の映画になりえた。でも全部入れちゃうのが80年代の大作映画。かなり大味だが、あの時代にこれをぶち上げるのは並じゃできねえわ。
こんな映画があったとは
GYAOにて観賞。ウイルスによる人類滅亡を描く作品。40年前の作品だが、今のこの時期に観ると身につまされる。今の日本映画にはないスケールの大きさ。最後の15分ほどは正直いらない気がするが…。
50年前の原作が現実に!
今日現在、新型コロナウィルスが世界を席巻している。
南極以外全ての大陸に行き渡ったそうな。
発祥とされる中国の武漢の医療機関は崩壊し、医療従事者は疲弊して次々と感染している。
病院内には死体が放置されて、まだ息のあるうちに死体袋に詰められて焼却炉に入れられるケースもある。
道路には自宅で亡くなった人が出されたのか、亡骸が並ぶ。
突然死のようにいきなり倒れて痙攣して出血。
311 の巨大地震はマグニチュード8〜9
波形は核爆発と同じようなものだった。
あちこちの海底で、原油獲得と称して海底を掘削。
本当に原油を探してる場合もあるかもしれないし
核を埋め込んでいることもあるとの噂。
新型コロナウィルスは生物兵器で、中国かアメリカで開発された。
インフルエンザにエボラとエイズの遺伝子を掛け合わせたハイパーコラボ。SARSと似た構造を持つ。
以上、映画の中と近似した現実を列挙しました。
現実は、この新型コロナで人類滅亡にはならないだろうが、その恐ろしさを肌で感じつつ本作を見るのは、誠に臨場感に富み、
草刈正雄演ずる主人公が、スナフキンのように彷徨い、そして最後モーゼのように、新たな地球の始まりを示唆するところは、感動ものである。
医療従事者がノーマスクだったり、アメリカ大統領が人道派として描かれていたり、❓と思うところもあるが(感染症に対する当時の意識の問題か)
お金もそれなりにかけてあり、見どころ満載である。
さすがの小松左京と深作欣二だ。
是非とも見てほしい。
本作が現実になろうという今こそ本作を改めて観るべきです あなたの本作への評価も劇的に変わると思います
現在2020年1月27日です
丁度1ヶ月前、中国武漢から始まった新型肺炎の猛威は本作の序盤に描かれるイタリア風邪が発生したシーンの辺りです
本作では、このあとパンデミックとなり人類は滅亡します
ただ一カ所南極を除いて
昔に観た時は、大して良い映画とは思わなかった
現にほとんど何も記憶が残っていません
あるのは観たということ、センチメンタルに流れた残念な出来の映画だったという印象だけです
しかし、この新型肺炎の猛威の前に改めて本作を観なおした時、感動が襲ってきました
何だろう、当時は何も刺さらなかったのに、強烈に胸に迫るものがあります
やはり新型肺炎の現実の恐怖があるからです
日本人SF作家の第一人者小松左京の1964年の原作の凄さなのだと思います
パンデミックなどという言葉は原作当時はもちろん、本作公開の1980年にも無いのです
原作から56年、本作公開から40年
その通りの事がいま正に進行しているのです
ここから現実が終息に向かうことを祈るしかありません
しかし小松左京の日本沈没は東日本大震災として半ば現実となっているのです
昔感じたセンチメンタル過ぎる印象は、本作の世界の絶望とほんの僅かな希望を自分のものとして消化できていなかったからだったのです
いまは分かります
恐怖を感じているからです
自分、家族、小さな子ども達
どうなってしまうのだろうという不安
深作欣二監督は原作と脚本だけで、そこまで見通して撮ったということなのです
なんというものすごい演出力だったのか
今わかりました
ワシントンから南米最南端まで踏破する主人公はモーゼの姿そのものです
たった一人で約束の地に向かうモーゼです
しかし彼の民はそこでモーゼを待っていたのです
約束の地はそこだけではなく全地球が彼らに開かれた瞬間なのでした
木村大作のカメラによる南極ロケシーンは素晴らしい雄大な映像が撮れています
さらに本物の潜水艦と砕氷船を使用してちゃちさは微塵もありません
ホワイトハウスのセットも良い出来です
日本映画の域を超えています
特に潜水艦と砕氷船、南極ロケを東宝特撮部隊が担当したとしたらどれだけ情け無いものになっているか容易に想像がつきます
そのシーンまで目に浮かんでしまう程です
本作が現実になろうという今こそ本作を改めて観るべきです
あなたの本作への評価も劇的に変わると思います
コロナウィルスの流行が始まった時、会社で「『復活の日』だ!」と叫んでしまった。でも、本当に偉いのは原作者の小松左京。
(原作既読)①ジャニス・イアンの主題歌は好き。深作欣二は良い監督だけれども、「日本のSFディダスター映画はこのレベル」という壁を越えられず。②イケメンの走り(当時はそんな言葉はありませんでしたが)草苅正雄は当時は十分にバタ臭い顔だと思っていたが、白人俳優に囲まれるとやはり“日本人だわ”と思った記憶が懐かしい。
草刈正雄のイケメンっぷり
草刈正雄のイケメンっぷりにびっくり。英語もわりとしっかり喋っていて、違和感なく楽しめた。
ちょっと時代を感じる音楽や演出は多かった。どんだけタイミング悪いんだという、逆ご都合主義みたいなシーンもかなり気になった。けれどお金をかけた分、パンデミック描写はすごく怖い。そこらへんは海外の映画のようなスケール感があった。
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