復活の日のレビュー・感想・評価
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とにかくお金のかかった大人の特撮映画
大味凡庸な9割の後にポスターの草刈正雄を確認する
文字通り「残された人々」だ
当時のキャッチフレーズ「読んでから観るか、観てから読むか」で素直に読んでから観たら大失敗した作品。原作のレベルがあまりにも高すぎた。しかし改めて今観たら時節柄真に迫るものもあり、これはこれで良くできている。ただこれはパンデミックによる人類存亡の危機を描くパニック映画ではなくて、滅亡後の少数の生き残りがどうやって文明を再構築するかを描く、まさに「未来少年コナン」に近い映画だった。(いまNHKでやっとるもんでつい)ただコナンよりは冷静に分派もせず国を超えて危機に立ち向かう(皆インテリだからというのもあるが)。しかし完全な滅亡を避けるために無理やり入港しようとする潜水艦は撃沈し、人口維持のために女性を「子供を産む機械」と捉える。他者への思いやりや人権などという言葉は無意味になり、種の保存、維持だけに叡智を絞ることになる。その叡智が立ち向かうのが無人化された核報復システムという最恐の知能なのが非常に皮肉であった。
なぜ深作欣二なんだ!とプロデューサーを問い詰めたい
いろいろびっくり!!!!!
おっもしろい!
小松左京さん原作!
この面白さを説明できる知識と語彙がない、、
でも、そんな私でも面白かった。
角川映画って、セーラー服と機関銃的なアイドル使った映画のとこだよね!?、ってびっくりした。
この映画が大した賞とってないとは。
当時のショーレース凄まじい。
wikiによると
「深作ファンだった井筒和幸は作品の出来に落胆し、押井守は「小松左京は『日本沈没』を除けば映画化に恵まれなかった」との感想を述べている」
とのこと。
そんなものなのかね。
ストーリーも映画としてもめっちゃ良かったけど。
さらに、
お金かかりすぎて赤字になり、
角川は以後方針転換してアイドル映画路線に転向したそう。
皮肉、、
(それであの角川映画のイメージになったのね、、)
なお、、
あそこが爆破されたあとの太陽のカットが印象的すぎて、
後日譚が安く見えた気も…
(巨匠に言うことではない、、)
太陽のカットの後スタッフロール流して後日譚、
ライフイズワンダフル、ってのはどうかなーぁ。
(巨匠に言うことではない、、)
新型コロナを受けて今日は
「感染列島」からの連チャンで少し疲れた。
けど、
観て良かった。
半世紀以上前の原作が今、リアリティ極大
主題歌が英語曲ってのもいかにもだ
80年角川。監督深作欣二。
ウイルス災禍で改めて注目されるタイトル。未見だったのでこの機会に。
小松左京の原作小説は、緻密なディティールを幾つも積み重ね大きな流れにリアリティを持たす手法。映画もそれに習って序盤は地味ながらも悪くない。
未知の細菌が世界に広まってゆく過程も現在の状況に酷似する点あり。小松左京恐るべし。ここのパートはもっと長くてもよかったと感じたな。
中盤から南極での話に。海外俳優を揃え真っ当にドラマを作る、という心意気は買える。成功してたとは言い難いけども。
パンデミック部分とラスト部で別の映画になりえた。でも全部入れちゃうのが80年代の大作映画。かなり大味だが、あの時代にこれをぶち上げるのは並じゃできねえわ。
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