「50年前の原作が現実に!」復活の日 Zukkoさんの映画レビュー(感想・評価)
50年前の原作が現実に!
今日現在、新型コロナウィルスが世界を席巻している。
南極以外全ての大陸に行き渡ったそうな。
発祥とされる中国の武漢の医療機関は崩壊し、医療従事者は疲弊して次々と感染している。
病院内には死体が放置されて、まだ息のあるうちに死体袋に詰められて焼却炉に入れられるケースもある。
道路には自宅で亡くなった人が出されたのか、亡骸が並ぶ。
突然死のようにいきなり倒れて痙攣して出血。
311 の巨大地震はマグニチュード8〜9
波形は核爆発と同じようなものだった。
あちこちの海底で、原油獲得と称して海底を掘削。
本当に原油を探してる場合もあるかもしれないし
核を埋め込んでいることもあるとの噂。
新型コロナウィルスは生物兵器で、中国かアメリカで開発された。
インフルエンザにエボラとエイズの遺伝子を掛け合わせたハイパーコラボ。SARSと似た構造を持つ。
以上、映画の中と近似した現実を列挙しました。
現実は、この新型コロナで人類滅亡にはならないだろうが、その恐ろしさを肌で感じつつ本作を見るのは、誠に臨場感に富み、
草刈正雄演ずる主人公が、スナフキンのように彷徨い、そして最後モーゼのように、新たな地球の始まりを示唆するところは、感動ものである。
医療従事者がノーマスクだったり、アメリカ大統領が人道派として描かれていたり、❓と思うところもあるが(感染症に対する当時の意識の問題か)
お金もそれなりにかけてあり、見どころ満載である。
さすがの小松左京と深作欣二だ。
是非とも見てほしい。
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