必殺4 恨みはらしますのレビュー・感想・評価
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一見さんにオススメするならコレ
コアではないファンがイメージする「必殺仕事人」を体現しているのが本作だと思う。
ほぼ、主水が活躍するため中だるみが無いものの、TVスペシャルみたいなメンバーの見せ場が薄い点は仕方がない。
その分、千葉真一や倍賞美津子、真田広之らがいい感じで絡められており、蟹江敬三と千葉ちゃんの一戦は見応えあり。
逆に、あれで良いのかという意見が分かれる結末の付け方だが、これはもう各人の好みでいいんじゃないかな。
消耗しきった主水が勝つには刺し違えるか、手助けしか無いわけで。
そういうのもアリなのが〈必殺仕事人〉ですから。
これぞ映画版という豪華な布陣。ゲスト仕事人に千葉真一、なんと悪役に...
これぞ映画版という豪華な布陣。ゲスト仕事人に千葉真一、なんと悪役には真田広之。この2人、圧巻の活躍を見せてくれます。
いつもの仕事人たちも映画ならではの組み合わせ。こちらの活躍はほぼラストのみでちょっぴり寂しい。
さすがは深作欣二監督の重厚さ。必殺好きなら必ず見なければならない必殺映画最高峰…らしい。
BS日テレ
クライマックスでの藤田の表情が見事でした。
悪逆非道の新任奉行に、仕事人が戦いを挑む物語。
テレビシリーズの面々に、千葉真一や真田広之が共演するアクション時代劇です。
真田広之の悪役ぶりが秀逸です。特にクライマックスの薙刀での殺陣は惚れ々々するものでした。また、それを驚愕の面持ちで見つめる藤田まことの表情も見事です。
邦画では冗長になり易い中盤も、主水のキャラクターとしての魅力もあり、それ程気にならず。楽しめるエンターテインメント作品でした。
ただ、ラストは遊びすぎ、インディージョーンズへのオマージュだったようですけど、あれをクライマックスでやってはダメでしょう。もしかすると、JACに気を使ったのでしょうか?「勿体ない」という言葉しか出てきませんでした。
ケレンは少なめ
劇場公開時鑑賞。当時は気にしていなかったが、監督は深作監督だったのか。
必殺シリーズは、異能バトル(バトルじゃなくて殺しだが)の一種みたいな見方をして好きだったので、当時はどちらかといえば主水以外の活躍を楽しんでいた(罰当たり)。今から見ると出演者も豪華かつ堅実な面々だった。
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