劇場公開日 1985年12月14日

「今観ても刺激的」ビー・バップ・ハイスクール(1985) 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0今観ても刺激的

2022年10月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

Oledickfoggyの伊藤雄和さんのYouTubeチャンネルでヒゴヴィシャス氏と本作のシリーズを語っていたのに触発されて小学生の頃以来になる久々の鑑賞。

北高の前川新吾の前にヘビ次を演じていた小沢仁志の安定した演技、ギャルっぽい中山美穂、菅原文太を意識したような地井武男、誰よりも演技が下手な仲村トオル、小学生の頃も今でもやはりヒロシ派、清水宏次朗が唯一無二な存在感、ノブオのキャラは菊リンに並び国宝級。

圧巻なのは電車での乱闘場面、CGもなければスタントも使ってない?古き良き時代の名場面的な珍場面、たこ焼き屋でトオルとヒロシの先輩を『ゴッド・スピード・ユー!BLACKEMPEROR』の本間優二が演じているのに注目。

不良同士の抗争や喧嘩を期待し過ぎると拍子抜けしてしまうコミカル要素が中心で、破茶滅茶に繰り広げられる撮影の過酷さだけはリアルに感じ取れる、こんなの今じゃ絶対に撮れないでしょ!?

万年 東一