遙かなる山の呼び声のレビュー・感想・評価
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日本人は良い人ばかり。そうさ!少し綺麗な男女は得だね。
この演出家の特徴を一言で言えば、ご都合主義の善意である。
この物語のもう一人の共演者のハ◯肇の役の男の取る程度でさえも、最高の善意なのだ。
つまり、リアルが吹っ飛ぶ位の安直で安易なストーリー展開である。
日本にとっては、東の果ての根釧平野遙かなる山は羅臼岳か斜里岳だなぁ。二つとも登った。
その思いだけが、この映画の評価できる点。
言うまでもなく『黄色いリボン』と『SHANE』と『網走番外◯』のリスペクト作品である。
そして、翌年の『北◯国から』の魁なのだ。上手く出来ている。
初見と思っていたら、どうやら二度目だった。
要約すれば『空気の読めない意味不明な愛情表現とご都合通りに進む打算』
対局にある映画が見つかった
『招かざる客』である。
脱亜入欧の日本人はそれを理解出来なけりゃ駄目だ。
『ストックホルム症候群。殺人者は殺人者。冤罪じゃないのだから』
黄色いハンカチよりも好き
黄色いハンカチよりもこちらの方が好きかもしれない。主人公とヒロインの簡単には近づかないけど徐々に心の距離が縮まっていく様子が上手く描かれている。
2時間の上映も長く感じず、温かく幸せな時間が過ごせる映画。
時代の流れからして、こういう味の邦画はもう作られないんだろうなぁとつくづく感じる作品だった。
自分を待っていてくれる人の存在を知り、男泣きするラストの健さんが染みる。
【"もう、他人じゃないから。"幸福の黄色いハンカチ、和風シェーンバージョン。ラストの列車内のシーンでは思わず、嗚咽してしまう逸品である。】
■北海道・中標津。
風見民子(倍賞千恵子)は息子武志(吉岡秀隆)を育てながら一人で牧場を切り盛りしている。
ある冬の嵐の晩、一夜の宿を求めてひとりの男(高倉健)が訪ねて来る。
男は納屋に泊まり、牛のお産を手伝って、翌朝に出て行く。
そして夏、再び男が現れ、働かせてほしいと頼んでくる。
◆感想
・高倉健さんの、どこか影がありながらも男らしい振る舞いと、民子に対する一線を保つ姿勢を持つ男を演じる姿がとても良い。
・民子が最初は男を警戒しつつ、一生懸命に何かを忘れようとするが如く働き、武志が懐く馬を見事に乗りこなす姿に徐々に惹かれて行く様を演じる倍賞千恵子さんの姿も、当然良い。
・男は民子に言い寄る虻田(ハナ肇)と、その弟たちを軽くあしらうが、虻田はその事が切っ掛けで男を慕うようになっていく。
■だが、刑事の姿を見た男は、自ら民子に”辞めさせて下さい。”と言いだすのである。
<今作の白眉のシーンは、男が裁判所で懲役刑を言い渡され、列車で網走に護送される列車の隣の席に乗り込んできた民子と虻田のシーンである。
虻田が大きな声で”中標津で旦那を待っているんだろう!”と民子に言うシーンである。勿論、男に聞こえるように・・。
そして、男は俯きながら目尻に涙を浮かべ、同じく涙を流す女は刑事に断ってから男にハンカチを渡すのである。
思わず、嗚咽してしまったシーンである。
今作は、辛い生活をしていた男女が、偶然出会い、お互い惹かれつつ一度は別れるも、女の男への想いが心に響く逸品である。>
ヨージ・ウエスタン…出会いと別れ
民子三部作第3作。
Amazon Prime Video(プラス松竹)で鑑賞。
「幸福の黄色いハンカチ」以来の山田監督と高倉健のタッグで魅せる、春夏秋冬を通した出会いと別れの物語が切ない。男は女に愛を与え、その子に強さを教えてひとり去っていく。
「シェーン」は観たことありませんがあらすじは知っていたので、本作を観始めて間も無く同作が下敷きであると分かりました。山田洋次監督なりの西部劇を目指したのかな、と…
確かに北海道の草原は西部の荒野みたいに雄大な景色だし、西部劇的ストーリーを描くにはぴったりの場所。さながら「ヨージ・ウエスタン」と呼びたくなる物語を堪能しました。
高倉健と倍賞千恵子の相性はばっちりだし、吉岡秀隆の存在感も抜群。3人の関係の深まりを丁寧に描いたからこそ、悲しさが際立つクライマックスは涙無しに観れませんでした。
護送シーンも感動的でした。高倉健たちの向かいの席に座り「待ってるからね」の気持ちを伝える倍賞千恵子とハナ肇。それに涙を浮かべる高倉健。彼らの演技に温かい涙が出ました。
最高の映画。
高倉健さんが寝泊まりする小屋に倍賞千恵子が来て「辛くないですか?」「辛いわ 辞めてしまおうかと思う でも春が来れば」というやりとりが至高。
電車の中のハナ肇さんと、寅さんの工員役や幸福の黄色いハンカチの警察官役で出てる笠井一彦さんが最高。
働くこと、恋すること、理不尽なこと、それでも誠実に生きること、
人が生きることのあれこれが詰まったとても良い映画。
民子3部作③
山田洋次の描く移り行く日本の景色。この作品は高倉健と言う俳優の話から映画仲間に勧められて初見した作品。山田洋次と言う監督に偏見があった。山田が出て来た頃、ATG系全盛期であり、山田が描く失われゆく日本の風景を小津から引き継いで行く時期に、その失われる風景に目を背けそこから逃れようとしていた自分がいた。その約十年後、ATG系の後を継ぐニューシネマは都市部近郊の若者たちの喪失感を描くことで山田とは真逆の視点で都市化を(故郷の喪失)を描き始める。山田の持つ計算されつくしたミニマリズムを見もしないで嫌悪していたが、この一作で山田の実力を思い知らされた。高倉健も倍賞千恵子も子役の吉岡も脇役のハナ肇も実に見事に輝かせて見せた。脱帽である。
倍賞千恵子は日本の映画界の宝だと思う。 やっぱりいつ見てもキレイだ。 吉岡秀隆が息子。 これは「男はつらいよシリーズ」じゃないよな。
BSテレビ東京で映画「遙かなる山の呼び声」を見た。
3週連続!高倉健シネマスペシャル
ありがたい企画である
劇場公開日 1980年3月15日
タイトルは知っていたが未見である。
予備知識もまったくない。
嵐の夜の一軒家。
登場したのは倍賞千恵子だ。
倍賞千恵子は日本の映画界の宝だと思う。
やっぱりいつ見てもキレイだ。
吉岡秀隆が息子。
これは「男はつらいよシリーズ」じゃないよな。
深夜にドアを強くたたく音。
「雨宿りお願いできませんか」
高倉健である。
一夜を倍賞千恵子宅に世話になった高倉健は後日また
倍賞千恵子を訪ねてくる。
ここでしばらく働かせてほしい。
男手が欲しい牧場、
倍賞千恵子にとってはありがたい話だが、
男の素性が謎で警戒してしまう。
牧場に住み込み懸命に働く高倉健に対して、
やがて、吉岡秀隆や倍賞千恵子は心を開くようになる。
高倉健49才
倍賞千恵子39才
吉岡秀隆10才
渥美清52才
ラストシーンが泣ける。。・゚・(ノД`)・゚・。
上映時間は124分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
いい作品だった。
ラストシーンは偶然か、必然か、大いに気になる
高倉健演ずる男の刑が確定し、網走刑務所へ護送されることとなった男の乗った列車は、終点の一つ手前の駅に停車する。発車ベルが鳴って発車寸前に、窓越しにハナ肇演じる虻田と男の目が合うのだが、これは、虻田がたまたま見つけたのか、この列車に乗っていることを知って会いにきたのか。
前者だとすると、クライマックスを盛り上げるための御都合主義の辻褄合わせに見えて不自然である。映像では、虻田がホームを速足で歩きながら車内を伺い続けて探し当てたという風にも見える。とすると、虻田は、男がこの列車に乗っているという情報をどのようにして入手したのかという疑問が生じる。男の弁護士から、裁判が終わって刑務所に送られる段取りであることを聞きつけたのであろうか。護送の日時までは分からないだろうから、当時、札幌から網走まで直行する唯一のこの列車にあたりをつけて、毎日駅まで通ったのであろうか。それなら、それも感動を呼ぶエピソードになるのだが。
Yahoo!知恵袋にこの疑問を投稿して教えを乞おうとしたが、納得のいく回答はなかったので、改めて問題提起をするものである。作品の評価を決める重大要素に着眼したと自負しているのだが、こんなことに拘る私は変人であろうか。
余韻の残る終わり方
高倉健扮する田島耕作が北海道の牧場に夜嵐の中突然現れた。しばらくして耕作は再び倍賞千恵子扮する風見民子のところへやって来て自分の事は語らず働かせてほしいと頼んだ。民子が倒れた事もあり耕作は牧場で働き続けると言う展開で、耕作には何かあるだろうと思わせて踏み込まずだが、男の魅力で民子にはじわっと踏み込んでいく。最後に結論が出るが、高倉健を見るための内容で余韻の残る終わり方だったね。
山田洋次版『シェーン』には後日譚がある
WOWOWの放送を録画して観賞。
『家族』『故郷』に続いて倍賞千恵子が「民子」という女を演じ、「民子三部作」と呼ばれている(らしい)。
が、前2作と違い本作では夫は故人である。
どこからともなく流れてきた訳アリの男。
夫亡き後の牧場を幼い息子と二人で守っている女。
『シェーン』をベースにししつつ、高倉健と倍賞千恵子の関係は『幸福の黄色いハンカチ』の前日譚ともとれる。
ロードショウ公開時は、その3年前に公開された『…ハンカチ』に感銘を受けていたので、少々物足りない印象だった。
今観直してみても、北海道独特の酪農家(それも零細)の生活が淡々と描かれていて、物語に派手な起伏はなく、ロードムービーとしてエピソードが積み上げられていた『…ハンカチ』に比べて、地味な印象だ。
高倉健が訪ねてきた兄と再会する場面で、訳アリの一端が見える。
草競馬の会場に警察が現れたことで、高倉健は倍賞千恵子に別れを告げるとともに、過去を打ち明ける。
倍賞千恵子が高倉健に想いを寄せ始めるのに反して、高倉健に追手が迫ってくる構成は、地味ながら見事な作劇。
幼い息子吉岡秀隆が高倉健に心酔していく様子は、正に『シェーン』なのだが、「人を殺したらそれを生涯背負っていかなければならない」とシェーンから告げられたジョーイ少年とは違い、吉岡秀隆少年は高倉健の罪を知らされない。
高倉健が一夜の宿を求めて訪れた最初の日の翌朝と同じように、母から持たされた報酬の入った封筒をパトカーに向かう高倉健に渡そうと駆け寄る吉岡秀隆少年に、高倉健はどんな言葉をかけたのだろうか。
カメラは離れて見つめる倍賞千恵子の後ろにあって、その言葉は聞こえない。
時が経ち、網走に護送される列車での一幕が、『シェーン』にはない後日譚となる。
そして、それこそが『幸福の黄色いハンカチ』につながる前日譚でもあるのだ。
これまで派手なアクションもなく、淡々と語られてきた物語の、このラストシークエンスが熱い感動を与えてくれる。
高倉健映画。世界でも稀な鑑賞方法。
30年振りの再見。
高倉健の無言と背中たる微細な情報から心情事情を読み取ろうと目を凝らす。
この世界でも稀な鑑賞方法を誘うに最善の背景と物語を提供できた成功作。
令和の人工的に巧い子役とは違う吉岡秀隆の天然が全編を支える。
ラストに極端に偏重する物語配分も良し。
沢山泣いて、心が温かくなって、登場人物達のこれからの幸せを願って 良い映画ってそう言うものだと思います
すぐに気づくように本作はシェーンの見事な翻案です
シェーンも実は奥さんとシェーンとのメロドラマこそがテーマだったのだと思います
そのシェーンから奥さんを未亡人にする事によって、よりテーマを明確にしています
武志のキャラクター造形と子役の吉岡秀隆が素晴らしく、逞しい健さんの肉体との対比で男児には父親が必要なのだという説得力が半端ありません
山田監督、高倉健、倍賞千恵子のゴールデントリオで、
シェーン
黄色いハンカチ
網走番外地
これらを三大噺のようにかき混ぜて高い次元で一つの物語に結実させている本当に見事な脚本です
現代に置いては、シングルマザーの物語としても観ることもできます
そんな詰まらない理屈なんかどうでもいいです
のっけから山田監督ワールドに引き込まれて、あっと言う間の2時間です
終わって欲しくない時間です
沢山泣いて、心が温かくなって、登場人物達のこれからの幸せを願って
良い映画ってこう言うものだと思います
あまりに泥臭くたってそれでいいんです
名作です
ラストシーン
健さんが黒に近い濃いグレーのジャンパーの中に着ていたのは、祭りの日に民子が買ってくれた新品のニットシャツでした
武志はおじちゃんに言われたことを守ろうと必死に泣くのをこらえていました
そこで涙腺が崩壊しました
昭和の北海道
夏休みにのんびりと列車で旅した、そんな昔を思い出させる。まだ活気が残っている商店街や祭りが昭和だなあ。
そんな時代以来に見返したけど、ハナ肇が良い役どころだったり、武田鉄矢の涙とか、伏線は覚えていたが、ラストへの流れはすっかり忘れていた。なぜか、「シェーン」のような終わり方と記憶していた。ドラマが残っていて、釧網線で網走行だしちょっと東映映画っぽい感じだったな。でも、ハンカチは初回うなったのを覚えている。
先日ドラマ版を見て無性に再見したくなり。やはりドラマ版は本作に遠く...
先日ドラマ版を見て無性に再見したくなり。やはりドラマ版は本作に遠く及ばず。
無骨な健さんが超絶カッコいい。私の中では本作が健さん映画の最高峰。倍賞千恵子の庶民的美しさもまた際立つ。吉岡秀隆も可愛かったんだ。
雄大かつ厳しい北海道の大自然を舞台に、三人が徐々に家族のようになっていくさまが実に丁寧に描かれている。強力脇役陣もいい味出してます。
別れのシーンがなんとも切ない。そしてその悲しさ冷めやらぬ内にやってくるラストシーン。もう涙しかない。そう暖かい気持ちになれる感動の涙。
個人的に生涯ベスト10には入ろうかという大好きな作品です。
待っている
嵐の晩、偶然にも産気づいた牛のお産を手伝った男。それだけで命の尊さを感じとったのだろう。帰り道、息子に「父さん、いないんか?」と尋ねるあたり、孤独を紛らわせようとしていたのかもしれない。冒頭10分だけでそのままストーリーが完成してしまうくらいの重みのある演技。やっぱり健さんは渋い。
再度男がやってきたときも一線を引いて、レイプとか強盗の心配もあるはずなのに、息子武士をメッセンジャーとして意思の疎通を図るのだ。
倍賞千恵子に言い寄ってくるハナ肇の存在も面白い。レイプしそこなって報復しても健さんにやられてしまう。警部というイメージが残っているので捕まえにきたんかと思っちまった。それに新婚旅行中に寄った従兄弟の武田鉄矢や、人工授精師の渥美清など『幸せの黄色いハンカチ』を思い出す人物ばかり。場所だって北海道だ。このあたりは当時、二番煎じだと批判の対象となっていたように思う。
「人を殺したんです」という言葉がこんなにも涙を誘うとは思わなかった。もちろんラストの列車の中での倍賞・ハナの「待っている」という演出が上手くて涙が止まらなくなるのですが、後半は画面が霞んでしまうほど・・・目が痛い。
ケーン、カムバック!
『幸福の黄色いハンカチ』に続く山田洋次監督と高倉健のタッグ作。
かの名作の二匹目の…では決してない!
こちらもこちらで、これまた素晴らしい名作!
北海道。
夫を亡くし、女手一つで牧場を切り盛りする女性と、その幼い息子。
ある日、素性の知れぬ男がふらりと現れ、牧場を手伝う事になる。
真面目で実直な男と深まる交流。が、男は自分の事は何一つ語らない。
男は、ある秘密を抱えていた…。
話はよくあると言うか、予定調和。
しかし、語り口も展開も作風も、何もかも心地よい。
まずは高倉健のカッコよさが最高なまでに引き出されている。
本当に高倉健の為の役。
口数は少ないが、頼りがいがあって、働き者で、腕っぷしも強い。何か陰もあり…。
惚れるのも無理は無い。と言うより、男が惚れる漢。
倍賞千恵子も愚兄の妹を離れると、女のいい魅力を発揮する。
仄かに惹かれ合っていく二人の恋慕が、ドラマのメイン。
ハナ肇の役も最初はヤな野郎だが、ひと度分かり合えば、ちょいとウザいが、いい奴。ラストシーンに座布団十枚!
武田鉄矢の出演は『幸福の黄色いハンカチ』からの繋がりでご愛敬という事で。
また、幼き吉岡秀隆が巧く、彼演じる少年と男との擬似父子関係も実にいい。
父親を亡くし、あまり父の温もりは知らない。
母親との仲はいいが、それでも女親では開けない心の扉もある。
自然と男には開いた扉。
素性は知れぬが、まだ幼くても分かるのだろう。このおじさんが、大好きだという事が。
男も少年が可愛くて堪らないのは見てれば伝わってくる。
本当の父子のような二人の交流が微笑ましい。
本作のもう一つの…いや、真の主役は、“北海道”と言っても過言ではないだろう。
あの雄大な緑の大地、青い空と雲、地平線上の夕陽…。
北海道の大自然をこれでもか!…と、余す所無く映し出している。
日本にもこんな風景があり、こんな映像を撮れるとは…。
本当に憧れる。
話的にも風景的にも、アクション・シーンは無いが、西部劇のようなドラマを描きたかったのは明白。(話のベースは『シェーン』だろう)
高倉健が大地を馬に乗って駆るシーンなんてまさしく。(そりゃあ、スローで撮りたくなるわ)
山田洋次の溢れんばかりの西部劇への憧れと慕情。
佐藤勝の音楽も素晴らしい。
男は、殺人犯だった。
かといって、凶悪犯では決してなく、人を殺めてしまった事は許されないが、充分同情の余地はある。
ここで暮らした短い思い出を心の糧にし、男は捕まる。
ラストシーンが秀逸。
警察と共に乗った電車に、仄かに想いを寄せ合った女が突然乗ってきて、ある話が聞こえてくる。
女は息子と共にあの牧場で、“夫”の帰りを待つという。
男は必ず、帰ってくる。
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