花より男子(1995)

劇場公開日:

解説

名門大学へ通うことになった“パンピー(一般市民)”女子大生と、おぼっちゃま四人組の恋の行方を描いた青春コメディ。監督は「パ★テ★オ PATIO」の楠田泰之。脚本をテレビ・ドラマ『半熟卵』の梅田みかが担当。主演はこれが映画初出演となる人気絶頂のアイドル・内田有紀。全篇ハイビジョンで撮影された。ハイビジョン・キネコ。

1995年製作/78分/日本
配給:東映
劇場公開日:1995年8月19日

ストーリー

超リッチなおぼっちゃん、お嬢ちゃんばかりが通う英徳学園大学へ入学してしまった“パンピー”の牧野つくしは、F4と呼ばれるリッチでハンサムな学園の人気者の一人・道明寺にサークル勧誘される。しかし、その高飛車な態度に入部を拒否したつくしは、翌日から学園中のイジメにあうのだった。持ち前の明るさで乗り切ろうとするつくしは、F4のメンバーの一人・類と知り合い、次第に思いを寄せるようになる。ところが、類の初恋の相手・静が留学先から帰国。類の喜びようにつくしはショックを受けた。やがて静の帰国パーティが開かれることになり、静からつくしをエスコートするよう提案された道明寺とともに、つくしは思いっきりドレスアップしてパーティに出掛けることにする。パーティは華やかに行われたが、静がニューヨークへ渡って二度と戻らないと宣言したり、泥酔したつくしと道明寺の唇が偶然触れ合ってしまったりと大騒ぎになった。翌日、道明寺から交際を申し込まれたつくしは、学園恒例のダンス・パーティにも誘われて、一夜にして学園の人気者になる。夏の課外合宿で、静のことで元気をなくした類のことが気になって仕方がないつくしは、類と夜の浜辺でキスを交わすが、その様子を道明寺に目撃され、交際を断られてしまう。さらにこれが元で道明寺と類も絶交となり、責任を感じたつくしは一人になってしまった類と交際することになった。だが、類の心はいまだに静にあることに気づいたつくしは、彼との交際をやめて一人でパーティへ出かける。当日、パーティ会場の前で類に会ったつくしは、類から静を追ってニューヨークへ行くと聞かされる。シンプルないでたちのつくしは、一人で来ていた道明寺と強く抱き合うのだった。

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