劇場公開日 2000年12月16日

バトル・ロワイアルのレビュー・感想・評価

全82件中、1~20件目を表示

5.0戦争を経験した監督だからこそ生まれたエポックメイキング

2024年12月30日
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悲しい

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当時のドキュメンタリーによると、幼き日の深作欣二は、【大人たち】から「米兵を殺せ、国のために死ね」と叩き込まれ、その言葉を疑うことなく信じていた。だが、敗戦が訪れると、彼らはその言葉を簡単に覆し、全く別の価値観を語り始めた。その豹変ぶりは、無垢だった深作の心を激しく揺さぶり、【大人たち】への激しい嫌悪、彼らが押しつけた価値観そのものへの反発が、深作の中で生涯ずっと燃えているのだという。

戦争の記憶と政治への不信。その痛みは、数年ごとに戦争を繰り返す欧米人には決して理解されることはないだろう。この映画は、だからこそ、独自の「日本の声」を持つ(海外批評家からも高評価を得ているが、深作の反骨精神と日本の歴史観に触れていない)

「バトル・ロワイアル」は、深作の描く壮大な様式美と、10代の刹那的な青春が炸裂する傑作だ。血に濡れた教室、友情が崩壊する中で響く銃声、愛と裏切り、そして生きたいという切なる祈りが込められている。
そして、「生の意味」と「理不尽な権威への抵抗」を問う壮絶な詩であり、青春という一瞬の輝きへの鎮魂歌だ。そして、その特別な価値を深く理解できるのは、一億玉砕を叩き込まれた日本人だけなのかもしれない。

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エライ

3.0おしいよなー

2024年12月22日
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髭と筋肉とハゲ

2.5いまひとつ何か足りない作品

2024年12月12日
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rain

3.52000年ってこういう時代だった

2024年9月1日
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学生だった2000年を思い出した。
この映画が学校ですごく流行ったんですよね。

時々出てくるテキストとラストの謎展開が気になるけど、全体的な雰囲気がとにかくカッコいい。
ビートたけしの演技もカッコ良すぎる。惚れる。

子供に殺し合いをさせるという倫理観の無さ。
令和には放送出来なさすぎる。

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セツ

3.0闘うことと理不尽さと

2024年8月19日
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parsifal3745

3.0今から皆さんにはちょっと殺し合いをしてもらいます映画NO1

2024年7月1日
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「今から皆さんにちょっと殺し合いをしてもらいます」
ちょっと、、、?
殺し合いってそんなちょっとするもんなの?「ちょっと市のアンケートに答えてください」くらいの温度感で
そりゃあ「殺し合いやるぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!うらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」も嫌だけどさ
もうちょっと塩梅あったでしょう

僕が通ってた中学校のクラスにBR方適用されなくてよかった。決まってたら転校したか仮病で休んだ

好きなキャラランキング

三位 安藤政信→結局クラスの8割くらいこいつが殺したんじゃねえかっていうバトロワ一億円プレイヤー
二位 栗山千明→「かっちーん。神様この男今なんて言った?」って言っちゃうトレンディ感
一位 柴咲コウ→いくらんでも殺しの腹の決まり方が異様に早い。しかも飛び道具じゃなくて斧で殺して相手の肉感とかもモロに感じるスタイル。斧の捌き方がその辺の木こりよりうまい

藤原竜也は終始あわあわしてるだけだった

あまりにも暴力的な本すぎて社会問題になり、国会でも話題が上がったらしい
国会がステマはしないと思うし、最高の謳い文句になったよね。大臣に帯書いてもらえよ!

映画は人生を導いてくれる作品だけじゃなくて、こういう社会では発散できない暴力性の吐口となる作品も必要だなと思う
ただ僕はここまで昂ってない
そりゃあ人を思いっきり殴ってみたい気持ちはあるにはあるけど、スタンガンで弱った相手を斧と機関銃で息根をとめるほどではない。
柴咲コウはそうかもしれないけど僕は違う

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真平

4.0魅入ってしまう設定と展開

2024年6月28日
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悲しい

怖い

興奮

こんな映画が上映されていたかと思うと、そりゃ話題にもなるよね。
昔だからできたのか、昔だから話題になったのか。
いまやデスゲーム先進国の現代日本なら、意外とすんなり受け入れられてたのかな。
というか、この映画がそれらの草分け的存在なのかな。

藤原竜也さんはさすがで、カイジやらデスノートやら、クセ強いキャラばっかり。ただ、劇中の回想で小学6年生設定のシーンがあるけど、それはさすがに無理がある。

原作は未読だが、漫画版は読んだ。
超人漫画になってる漫画版は、かなりアレンジされているが、死んでいく登場人物をしっかり描いてくれる。
映画版は尺の関係でみんなあっさり死んでいく。
感動的なエピソードもいっぱいあるけど、仕方ない。
個人的に、相馬と滝口と旗上の展開は見たかった。
全裸で死んでいる男2人のシーンがちらっと映るが、そういうことなのだろう。

今や政治家の山本太郎さんは、きっとバトルロワイアルを2回もやらされて精神を壊したのだろう。

冒頭で前回の優勝者のシーンが流れる。このことから、優勝したらメディアも注目して報道するはずなのに、なぜか今回はそれがない。なんで?

クラスの生徒全員に授業ボイコットされるなんて、教師辞めたくなるね。

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りんちゃん

3.0戦闘ゲームの走り⁉️

2024年6月24日
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鑑賞方法:VOD

ファーストシーンで自衛隊の輸送機に乗り、
「バトルロワアル」の優勝者=たった1人の女子学生が帰還する。
マスコミは称賛を込めて迎えてるかに見える。

ところが映画をお終いまで観ると、
【映画のラスト】
生き残った男子学生と女子学生の2名は、指名手配されて
犯罪者扱い。
これはどー言うこと!!
勝ち抜いたと報告しないで、逃亡したから、指名手配に
なったのでしょうか?

なんかよく分からない。
BR法(バトル・ロワイアル法)は国が制定した法律なのでしょ。
なら勝者の2人は何故指名手配されるのか?

小説「バトルロワイアル」は1999年4月21日発行。
ベストセラー(100万部)を受けて翌2000年12月6日
深作欣二が監督して映画化され公開された。
本は「有害図書」、映画は「有害な映画」として国会でも審議されて、
R15指定で、それでも擦ったもんだの末、公開された。

そのBR法ですが、新世紀(いつ?)の日本、失業率15%、
失業者1000万人、不登校80万人(昨年統計は小・中合併せて30万人弱)
それで大人が子供を恐れていて(?凶暴化でもしてたの?)
それで子供同士の殺し合いを法令化して、
バトルロワイアルで子減らしをする?
意味わかんねー!!

印象に残った所。
①藤原竜也が美少年だった(17歳位)
②前田亜希は普通だった(見た目も演技も)。
③山本太郎(現・れいわ新撰組代表・参議院議員)が準主役の
重要な役を演じていた。
④教師役の北野武は無責任な不気味な男だった。
⑤栗山千明は当時15歳なのに脚が長く、大人っぽくて本物の美人だった。

番外
2004年に起きた「佐世保小6女児同級生殺害事件」の
加害少女の愛読書で、かなり影響を受けたとみられる。

今ならフィクションと笑って済まされるが、
当時は真面目にとらえられた。

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琥珀糖

5.0深作欣二監督の思いが迸る、異色の傑作映画

2024年6月9日
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知的

難しい

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Kazu Ann

3.072点

2024年6月7日
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笑える

悲しい

怖い

藤原竜也が若い、太郎俳優だったんか。いろいろツッコミどころ満載でキタノはそのまんまかい。当時は賛否両論あったらしいけどもいまはこんな作品作れないだろうなぁ。よく作れたなぁと思う作品。

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あっぷる

2.0悪趣味なので受け付けなかったです。私も“つまらない”常識人だったのかな?でも前田亜季かわえぇ♡\( ̄∀ ̄*)オイオイ

2024年6月7日
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怖い

興奮

萌える

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野球十兵衛、

4.0無茶苦茶だけどB級映画ではない さすが名監督

2024年6月4日
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楽しい

興奮

無茶苦茶だけどB級映画ではない
さすが名監督

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いのしし

5.0いじめに加担してはいけない、後で復讐されるから。

2024年5月25日
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いつか見たいと思っていた映画。おかしくなってしまった人が暴走して皆殺し系の映画から得られる教訓はやはり「いじめに加担するな、」である。そして逆を言えば、そこを気を付ければ何とか命だけは助かったりするということだ。生かして貰える確率はいじめられっ子を助けた>>少なくとも見て見ぬふりはしなかった>いじめに加担しなかったである。北野が中川典子に拘っていたのも、あの日彼女だけが彼の授業をボイコットしなかったらかもしれない。

途中途中生徒たちのセリフがアニメのように文字起こしされる演出は要らないかもしれない。

最初のパトカーに乗りながら不穏な笑みをうかべる血まみれの女の子は何だったんだ?単なるミスリード?

杉浦という男、あんなにかわいい若かりし栗山千明とずっと一緒にいながら喋ったこともない他の女の子を好きになるとは何事だ。灯台で共同生活を送っていた女子グループが小さなことをきっかけにお互いが疑心暗鬼になり最終的にそのまま撃ち合いになって死に、元凶になった子も自殺してしまうという、友情がいっきに壊れ皆倒れていく様は圧巻。三浦も学校をハッキングしていざ爆破というところまで非常に頼もしかったがやはりそう上手くはいかず転校生が視力を失ってま這いつくばって銃を握る姿も迫力があった

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桃子

3.5デスゲームの系譜

2024年5月24日
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鑑賞方法:VOD

20年ぶりに見たけど、少子化ってなんだっけ?な世界観。
若者というか子どもが殺し合いをするっていうセンセーショナルさで
ネットのなかった当時はカルト的な人気があったと思う。

作品としてはだいぶ舞台劇っぽい演出で
演技なんかもだいぶこう、外に放出するっていうか
若者らしい不器用さと懸命さをよく表現してたと思う。
当然そこに映画的な味付けもされてるわけで
ラストの北野さんの銃のくだりはとても良かったし
引いたり寄ったりの見せ方で、主観と客観をバランスよく構成されてたと思う。

時代が時代だけに「そうはならんだろ」みたいなとこは散見されるものの
これ以後に活躍する役者がたくさん出ていたり
これ以後に量産されていくデスゲームの系譜というか
非日常からくる死生観とか命を燃やすことの熱さとか
争うことや憎み合うことの無意味さとか
人を信じることの難しさと素晴らしさとか
まぁとにかくいろんなメッセージを孕んだ作品だったと思う。

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mar

4.5劇場の前から1列目で鑑賞した「バトル・ロワイアル」

2024年3月28日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

悲しい

楽しい

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やまねこ

4.0日本のデスゲームの元祖

2024年3月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

キャラクターの個性が確立されていて見応えがある。
孤島での殺し合いの中で起こる人間ドラマはグッとくるものがあった。

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いとーーー

3.5新世紀教育改革法(通称BR法)「子供に対する恐怖支配で大人の権威を復活させるため殺し合いを強いる」

2024年3月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

カメラワークは良い。
戦争映画のように残酷で血が多い。
軍服を着た軍人ではなく制服姿の中学生たちが血みどろになる。
3年B組の生徒たちの青春らしい描写が状況のクレイジーさを際立たせている。

終盤の展開にユーモアがあり、それと同時に感動があった。

視聴中、戦争とは関係ないストーリーなのに、戦争当時の軍服姿のティーンズの青春を想像してしまった。
今作は、明確なメッセージや教訓を敢えて避けているのかもしれない。
意味がわからないほうが刺激的だったりする。

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Don-chan

4.5皆殺し

2024年3月10日
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鑑賞方法:映画館

同級生を殺し合うと言った残酷な設定ではありますが、自分ならどうすると考えさせられる作品。原作のイメージを壊すことなくそれでいて役者さんたちがそれぞれしっかり活かされた作品だと思いました。

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遠州

3.0見た。

2023年12月31日
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