劇場公開日 1977年6月18日

「主役級役者がずらり」八甲田山 ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0主役級役者がずらり

2024年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

第1回アカデミー賞の主演男優賞が高倉健とは知らなかったし、想像を絶する過酷なロケにこんな超豪華俳優が出そろううとはスタッフも含めたエネルギーを感じる。
ほとんど豪雪の中でのシーン、監督、助監督だけで無くカメラマンや現場スタッフは大変やったやろなあ。
事故無く最後まで撮影できたんやろか?

敵と戦わずして死ぬというのは兵隊さんにとって本望で無く、そう思うとこの訓練は何だったのか?

訓練に参加して無事帰ってきた者も、「じゃあ、次は極寒のロシアへ」と言われても「もう勘弁してよ」とならないか?

「神田大尉、死ぬ時を間違ってるよ」と言ってあげたかった。

それにしても過酷なロケやなあ、誰が誰かわからん。
雪上車で現場近くまで毎回行ってたんやろか?
この頃ってカイロあったんやろか?
飯はどうしてたんやろ?
年取った俳優はトイレも近かったやろから大変やったろなあ。
撮影後の風呂は最高やったやろなあ。
加藤嘉、秋吉久美子 良かったなあ~

次か次へと思いが馳せる。

♪エルトン シン
とみいじょんさんのコメント
2025年4月17日

共感とコメントをありがとうございました。面はゆい感じが致します。自分の経験上の怒りも加味してあり、恥ずかしいです。

エルトン シンさんのレビューは、とても素直な気持ちが表現されていて、私が言いたかったことでもあるので、すうっと入ってきました。

本当に驚異的なロケですね。しかも、あんな大物たちが!
 DVDについていた橋本先生のコメントによると、斜陽になってきた映画を立て直そうと、たくさんの俳優やスタッフの熱意によってできたそうです。橋本先生の脚本、森谷監督、木村先生の撮影と言う点も大きかったと思いますが。
 このロケで、遭難した方等いらっしゃらないとしたら、どんな工夫をなさっていたのか、危機管理の点でも学びたいです。

 史実では、それぞれの隊がそれぞれの課題を調査して、戦争に備えるための訓練だったとか。映画では友田少将が気軽なことを言っているので、映画を観ている私たちにとってはやるせなさMAXですね。長谷部一等卒の死に際の妄想が悲しいです。
 ラストのテロップの事実に対して、映画についてのWikiの方に高倉さんが怒っているコメントが載っていました。私も怒りがわいてきました。

雪山での食事についても、驚愕なエピソードがWikiに載っていました。ぜひ、お読みください。

 加藤さん。『砂の器』が鳥肌ものだと思っていますが、この映画でもワンポイントで重要なところを決めて下さってますね。
 秋吉さん。あの雪山に行ったの?と驚きました。雪吹雪の中で振り返ったお顔がインパクト大です。
 良かったですね。

ではまた、レビューを楽しみにしています。

とみいじょん
まーさんさんのコメント
2024年9月10日

共感ありがとうございます。
1977年の作品ですが、今ならCGのところを実際に撮影していて過酷なロケでしたでしょうね。
だから迫力ある映像になり、訴えるものがありますね。

まーさん
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