「鑑賞3度目ですが、やはり凄まじい吹雪の場面は言葉がありません。」八甲田山 まーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞3度目ですが、やはり凄まじい吹雪の場面は言葉がありません。
1度目は封切直後、2度目はDVDになってから、そして3度目は先日、BSで放映(4kリマスター版)されたのを観た。
映画と違いテレビでは吹雪の迫力が伝わってこないと思いつつ画面に引き込まれた。
210名中199名が亡くなった青森第5連隊と、38名全員が踏破した弘前31連隊の違いは何だったのか。
弘前31連隊の徳島大尉は、八甲田山麓の踏破が最大の難所と当初から認識していた。
指揮官がいろいろな困難、最悪の事態をきめ細かく想定し、周到な準備と対策を取ることが、いざという時の適切な判断につながった。
原作の「八甲田山死の彷徨」(新田次郎)は映画の回数以上読んだ。
昔の単行本なので字が小さく読みづらい年齢になったが、またチャレンジしようと思う。
やはり名作中の名作である。
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まーさんさんのコメント
2024年8月19日
こんばんは。
コメントありがとうございます。
新田次郎の作品を連続して読んでいた頃、丁度この映画が封切りになり、映画館で観て吹雪の場面に圧倒され、胸に刻まれました。
まーさんさんのコメント
2024年3月4日
新田次郎は、友人に勧められた「孤高の人」を読んでからです。
田舎から大阪へ出てきて、独りで生活していた自分が何故かしら情けなくて虚しい毎日を送っていた時、この小説の加藤文太郎の生き様から学んだことがありました。
単行本ですが、まだ持っています。
新田次郎の作品はそれから何冊か読みました。
力強い印象を持っていますし
Mさんのコメント
2024年3月4日
新田次郎、お好きですか?
私も学生の頃、ずいぶん読みました。
それ以来、なかなか読む機会がありませんが、また読んでみたくなりました。
オレンジの背中(新潮文庫)が懐かしいです。