初恋・地獄篇のレビュー・感想・評価
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暗い過去
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ホテルではキスしかできなかった童貞のシュン。暗い過去がそうさせたのか、本気で好きになったのか、とりあえず2人は恋人同士になった・・・。シュンにはいつも行く公園で幼いガールフレンドと遊んでいた。が、あるとき、おしっこさせていたところを目撃され、幼女レイプ魔と思われたのか、男たちに取り押さえられる。そのとき精神鑑定を受けるのだが、ショウは幼い頃から彫金師の養父(満井)に何度もレイプされたというトラウマがあったのだ。
ナナミは相変わらずヌードモデル。ときには変態プレイをさせられるような撮影会でも脱いで踊ったりする。
最後には精神的に立ち直ったシュンは、今度こそちゃんとセックスできるからとナナミとホテルに行く約束をする。が、変態プレイで儲けようとする男どもに追いかけられ、敢無く事故死というエンディング。
ドキュメンタリータッチを多用した作品。アフレコの台詞は口に合わせず、すべてがナレーションのようだ。感情移入させるよりは、現代の性風俗や若者の考えとか、高校にも行けない彼らを見る世間の冷たい視線をテーマにしたような作品。
不思議なもので、高校の文化祭での8ミリ上映会のワンシーンだけカラーになってる。
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寺山修司らしい設定
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寺山修司らしい設定。
終始モノクロで
内容も至って単純。
恋をすると世界は変わりますね。
ただ、幸せにはなって欲しかったなあって思います(だったら地獄篇にはならないですけどね)
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