劇場公開日 1990年6月2日

「主演2人ありきの「青い」映画」バタアシ金魚 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0主演2人ありきの「青い」映画

2023年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アマプラで鑑賞。

ずっと観たかった映画で三十数年越しにやっと念願が叶ったw。

この映画がデビューの役者さんが多く出演しており、みんな上手ではないが、等身大の田舎の高校生を初々しく、そして瑞々しく演じているのは監督の意図通りということだろう。

ストーリーで特筆するような部分は正直言って見当たらないが、真夏の空とプールの水と制服と水着と10代の役者達が全て「青い」からだろうか、ほんの少し懐かしさを感じ、そしてほんの少し心に響く感じが凄く良い。

高岡早紀さんはソノコ役にピッタリで、水着や短パン姿が眩し過ぎるほど健康的で美しい。
「あいつはね、女の腐った奴のケツ拭く紙よ!」は棒読みだが最高のセリフ。

筒井道隆君は漫画のカオルに本当にそっくりで、根拠のない自信家で傲慢な割にちっともできない感じをすごく上手く演じている。

東幹久は確かに当時カッコ良かった。

浅野忠信が小ちゃくて可愛い。

よく見ると少女隊の安原麗子やミスチル櫻井の今の奥さんの吉野美佳が出ていて驚いた。

プーが乗ってる「ホンダGB400スペシャルエディション」は同じ時期に自分も所有していた愛車で懐かしい。

高校生が普通にビールを飲んだり、タバコを吸ったり、ノーヘルでタンデムしているシーンが普通にあって時代を感じさせる。

キャスティングで勝ちが決まったような映画。
あー高校時代に戻りたいw。

カツベン二郎
Mさんのコメント
2023年10月16日

私も高校の頃に帰りたくなりました。
東さんは確かにかっこよかったですね。
でも、何よりも浅野さんにビックリでした。

M