劇場公開日 1958年10月22日

「前途多難やのう」白蛇伝 KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 前途多難やのう

2025年12月27日
PCから投稿

真ん中あたりで激しくトーンダウン。その後すごく長く感じた。
許仙が、もう少し自分で何かやってのけるところを見せないとハッピーエンドの気がしてこない。
でも、まぁ全体的にはまとまっていて良かったかな。
背景画の美術的価値が高く、見ごたえがあった。

まあ、言ってみれば、この作品はスローなテンポが持ち味。スローなテンポで最後まで面白く見せるって難しいんだよね。だから途中にちょっとしたバトルシーンが入ってて楽しめるようになってる。それがもっと多かったら退屈しなかったと思うけど、多かったら作品の雰囲気を壊していた。まあ、もし私が公開当時、これを見たら「次回作に期待」って感じだったかな。

KIDOLOHKEN
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