「原田眞人監督を偲んで」バウンス ko GALS 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
原田眞人監督を偲んで
原田眞人監督
2025年12月8日都内の病院にて多臓器不全のため76歳で他界
1997年公開作品
2度目の鑑賞
前回はTSUTAYAレンタルDVD
今回はU-NEXT
久々の鑑賞
監督と脚本は『日本のいちばん長い日(2015)』『関ヶ原』『検察側の罪人』『燃えよ剣』『ヘルドッグス』の原田眞人
佐藤仁美初主演映画
バラエティー崩れしたデブのおばさんのイメージがあるがこの頃はまだキラキラしていた
女優だがオファーがあれば脱ぐ覚悟が今でもあるらしいが風邪を引くからやめた方が良いと僕は思う
コギャルの青春物語
コギャルといえばウリ
ヤクザ絡みのやばい冒険
渋谷
ルーズソックス
時代を感じさせる
バブル景気は弾けたはずだがまだまだ狂乱
女子高生のためかウリはやらなくてもフェラで10万も稼げてしまう
カラオケに付き合うだけで高めのお小遣いがもらえる
時には僕の月収よりずっと上の金額があっちこっち行き来する(20代の時と違いこの歳になると悲しいなあ)
小出に顔面にボコボコにされるマルのフルネームはヤザワマル
小出に事情聴取をする刑事の苗字は佐藤
コナンの高木渉刑事同様にアドリブかもしれないがすげーテキトー
コギャルといえば高校生ギャルのこと
マスコミはバカでオヤジで思い込みが激しい勘違い野郎だから中学生のギャルはマゴギャルと命名したと最近までみくびっていた
どうやらそうではないらしい多分
確かに彼らは仮にも一流大学文系卒のインテリなわけで一応ジャーナリストの端くれなんだからコギャルの意味くらいちゃんと調査はするだろう多分
チョベリバとチョベリグは知っていたがチョベリブは知らなかった
超ベリーブルーであって超ベリーブサイクではない
これ系の言葉は他にもいろいろあるらしいがいずれにせよその全ては死語である
そういえばこの時代に発売されたファミスタは神宮をモデルにした球場の声援がコギャルだった
コギャルは多分野球観戦なんてしないだろうしましてや「ふるたー」って熱い応援はしないだろう
役所広司がブルーリボン賞を取ったがこの作品は対象外らしい
なぜ?
中国人や朝鮮人を見下す日本人
まっそれはお互い様なんだけど
ちなみに朴訥男は朝鮮人ではない
朴訥とは素朴という意味らしい
パクではなくボクでボクトツと読む
配役
コギャルのリーダー格のジョンコに佐藤仁美
ビデオ出演のバイト代リサと居合わせるコギャルのラクちゃんに佐藤康恵
アメリカ留学を夢見る帰国子女のコギャルのリサに岡元夕紀子
性産業がシノギのヤクザの大島に役所広司
「運命」が口癖のスカウトのサップことアキヤマハルキに村上淳
大島に仕事用のケータイを取り上げられジョンコに助けを求めるコギャルのマルに矢沢心
ブルセラショップを営むサキに桃井かおり
エスカレーターでリサに声をかける小出に小堺一機
テレクラの狭さに苦しむ閉所恐怖症の男に大門修三
大島の子分のテラに清川均
ジョンコとよく連んでいる友人でコギャルのクジに万央里
チンピラのシンゴに海藤れん
チンピラのモロに原田遊人
チンピラのネオンに池田裕成
チンピラのシュンにチュウ・シュン
大東亜戦争の慰安所についてリサに聞かせる戦犯の教授に今福将雄
男子トイレの小便器を素手で綺麗にすることを強要する高級官僚の芳賀高光に塩屋俊
ラブホでジョンコにスタンガンで気絶させられる博多弁の朴訥男に大城英司
バーで陽気な老紳士にミッキー・カーチス
コギャルに西田明美
コギャルに手嶋道恵
コギャルに奥山千世
コギャルに奈良久美子
コギャルに三輪ひとみ
コギャルに京野ことみ
コギャルとカラオケを歌うサラリーマンに坂田雅彦
刑事の佐藤に佐藤恒治
