「アヘン漬け」眠狂四郎女妖剣 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
アヘン漬け
自分よりも美しい女をアヘン漬けにして殺してしまう将軍家斉の娘・菊姫(毛利郁子)の仕業だった。鳥蔵から隠れキリシタンの聖女の話を聞き、狂四郎の出生の秘密を知っている、ぴるぜん志摩(久保菜穂子)を助けてくれと頼まれる・・・が、ニヒルな狂四郎は即座に断る。
あくどい廻米問屋の備前屋は老中・水野忠重を上手く使い、抜け荷によって稼いでいた。その中にはアヘンもあった。そして、第一話にも登場した陳孫(城)が再登場。良きライバルとして友だちのような陳孫と狂四郎。
鳥蔵が捕えられたとき、小鈴は自ら牢に囚われていたキリシタン・ヨハネスに抱かれるが、そのヨハネスを狂四郎はあっさり殺す。そして小鈴は町民たちによって襲われ、殺されてしまい、鳥蔵もやがて殺される。瀕死の鳥蔵から漏れた言葉「ぴるぜん志摩と同じ血につながる・・・」と聞いた狂四郎は志摩に会うため浜松へと旅にでる。旅の途中、様々な悪意を持った女たちに色仕掛けされる狂四郎だったが、平気で斬ってゆく・・・
そして抜け荷の密貿易を働いていた備前屋と用心棒となった陳孫と最終対決。ぴるぜん志摩を助けようとはしたものの、備前屋に隠れキリシタンの所在を教えていた首謀者の一人だったことがわかり、彼女を斬ろうとする。しかし、狂四郎の忌まわしい出生の秘密を語り出し・・・
バテレンの男に身を捧げ、黒ミサの生贄となっていた狂四郎の母。そして志摩と同じ乳母の乳を飲んで育ったのだ。しかし、大勢の隠れキリシタンを殺した志摩を許せなかった狂四郎は服を切り裂き彼女を殺す・・・
途中のエピソードが展開早過ぎ!わけがわかんなく、眠くなってしまった。しかし、久保菜穂子が色っぽいため目が覚めた。それにしても菊姫の醜い顔はメイク懲りすぎ!まるでホラー映画だった。残像がある円月殺法のシーンは何度も登場。ううむ。安売りしすぎじゃないか?
セミヌード:毛利郁子?、藤村志保、久保菜穂子