「疎外感は消えるか」ねじ式 ひろちさんの映画レビュー(感想・評価)
疎外感は消えるか
60年代の漫画が原作の本作では疎外感が色濃い。主人公は、世間、恋人や母にまで距離を感じる。考える事はないと述べ、疎外感には実態がないとするが、帰路につけず、解決は人工物によるとしている。疎外感とは、最近、余り言われなくなった。疎外感は孤独から生じ、孤独はSNS等で解消されつつある。だが、思っていた自分と違うと自分からの疎外感がある。
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60年代の漫画が原作の本作では疎外感が色濃い。主人公は、世間、恋人や母にまで距離を感じる。考える事はないと述べ、疎外感には実態がないとするが、帰路につけず、解決は人工物によるとしている。疎外感とは、最近、余り言われなくなった。疎外感は孤独から生じ、孤独はSNS等で解消されつつある。だが、思っていた自分と違うと自分からの疎外感がある。