劇場公開日 1956年10月9日

「男と女の抜き差しならぬ関係をどす黒く描いた大人の日本映画」猫と庄造と二人のをんな Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0男と女の抜き差しならぬ関係をどす黒く描いた大人の日本映画

2022年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

谷崎潤一郎原作、豊田四郎演出のどす黒い人間ユーモア劇。主演の森繫久彌の芸達者なところは流石だが、山田五十鈴の演技にも驚く。男と女のどろどろした関係を描き、その欲求不満の暴露が凄い。好みではないが、これはこれで存在価値のある作品になっている。

  1976年 7月3日  フィルムセンター

Gustav