劇場公開日 1975年5月24日

「朝鮮人2人が主人公という設定のヤクザ映画。仁義なき戦いと同じ頃に製...」日本暴力列島 京阪神殺しの軍団 Yohiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5朝鮮人2人が主人公という設定のヤクザ映画。仁義なき戦いと同じ頃に製...

2022年11月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

朝鮮人2人が主人公という設定のヤクザ映画。仁義なき戦いと同じ頃に製作された作品(舞台は1950年代)だが、だいぶクオリティーは落ちる。主人公達が大きな組織の傘下に入り、そこの急先鋒として各地を攻めていくという話なのだが、昔の島根、岐阜の風景が見られてちょっとした紀行ドラマのようになっている。製作者側が相当左翼がかっているようで、従軍慰安婦、強制連行を想起させる満鉄小唄の替え歌を梅宮辰夫が何度も歌うシーンが出てくるが、満鉄勤務の祖父を持ち、祖母、叔母達から満州の話を何度も聞かされてきた身としては不愉快以外の何物でもない。いつも思うがヤクザに惚れてしまった女性達を待っているのは悲劇だけ。

Yohi