日本のいちばん長い日（1967）のレビュー・感想・評価

戦争映画（否、終戦映画と言うべきか）は多数存在するが、本作も観るべき一本として挙げられるだろう。

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1945年8月14日から15日にかけての一日…ポツダム宣言受諾決定から玉音放送に至るまでの出来事を、同名のノンフィクションを元に活写。政府、軍部、マスコミなど、当時の関係者がほぼ実名で描かれている。

主要登場人物60名以上。階級、立場など万別な各人の行動を、岡本喜八の演出は淡々と追っていく。

鈴木貫太郎ら閣僚たちによる緊迫した会議。
陸軍省でのクーデター計画。
玉音放送を時間までに間に合わせんと奔走するNHK職員…。

この立場の異なる様々な人物、多様な視点の存在が、この映画をより深いものにしている。
歴史は多面体なのだと、あらためて唸ることとなる。

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様々な視点から描いた本作にも演出上の誇張や省略はあると思う。
本作に限らずどんな歴史映画にも、例えドキュメンタリーであったとしても、誇張や省略は（積極的な意図があったにせよ無かったにせよ）存在する。故に一本の映画を観ただけで歴史を判ったような気になってはいけないと思う。

それでも歴史と向き合う手がかりとして本作の意義は十二分にあるであろう。

映画館で見たのに消されている♥
2年くらい前にT◯H◯シネマズ錦糸町だった。

パドレス対ドジャースの試合を葛飾区の待合室で鑑賞
『何で日本人なのに、アメリカの野球を鑑賞せねばならない？戦争に負けたからか？』2024年10月6日
午後1:30

言うまでもなく、日本に於ける
「The Longest Day」だ❤
連合軍は「ノルマンディー上陸作戦」つまり開戦。
この映画は「敗戦」。世界の恥さらし。
だから、真珠湾攻撃を不意打ちと言われる。
優柔不断の絶滅危惧種種 大和民族なり。

その事をこの演出家は分かってはいないと思い、僕は評価しない。
知り合いの家で旧国営放送で見ている。