「ルーツがここに」日本侠客伝 Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
ルーツがここに
クリックして本文を読む
たまたまやってたんもありますが
周辺エピソードを調べながら観るというのも
面白い物で観賞
1960年代前半テレビ普及で斜陽になりつつあった映画界
東映の社長になった岡田茂が時代劇から任侠路線に転換
その第一弾で大ヒットを収め日本を代表する名優高倉健の
出世作ということでいいのかな
止め絵は素晴らしいが動くと
はちゃめちゃな殺陣でマキノ監督をガッカリさせた健さん
それもあり一度は断ったけど説得されて出ることになった
とは思えない役作りの中村錦之助
美しい藤純子・三田佳子
ヤクザの居間が将軍の間みたいになってる異様に広いセットの
回りをステディカムかのように動き回る三木滋人のカメラ
色々新鮮な作品でした
コロナ自粛も開け
だんだん新作が揃ってくるサイクルになってきてますが
こういう旧作のリバイバルも続けて欲しい
そもそもテレビがつまらなすぎて
だったらそこらにシネコンあるんだし
映画でも行くかと思い最近映画にハマりだしたクチなので
テレビに押された時代の映画がやってるというのも
面白いもんだなと思いました
コメントする