ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険のレビュー・感想・評価
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学生運動を利用する商魂に感服
初鑑賞
YouTubeで鑑賞
1968年の作品
84分
当時の世相を取り上げている
ミュージカル要素もあるのはドリフ映画の定番
全体にドタバタでシュールでストーリーなんてあったもんじゃない
ドリフターズに人気芸能人をゲストに加え時代を詰め込んだ伝統的日本の喜劇
監督は『銭ゲバ』の和田嘉訓
脚本は『ニッポン無責任時代』の松木ひろし
学生運動の真っ只中
学生相手に武器を売る商売で儲けるチョロ(加藤茶)
チョロから武器を半額で購入した自称半額連のメガネ(仲本工事)
工事現場から投石用の砂利を勝手に拝借するチョロ
アンテナ(いかりや長介)とチュウ(荒井注)とブウ(高木ブー)は工事現場の労働者
学生運動の学生ともども警察に逮捕されてしまう5人
いかりやに至っては学生運動のリーダーと誤解されてしまう始末
一足遅く警察署から釈放されてきた本物のリーダー(小松政夫)は労いのお迎えがいないので拗ねて「知らない知らない」
ヒロインはヤクザの愛人のリズ(野川由美子)
チョロとイチャイチャ
彼女のツインテールは貴重映像
なんやかんやで気球と飛ばしてアメリカに行く冒険旅行を思いついたドリフのメンバーはさっそく実行に移す
気球のスポンサーとして参議院議員と暴力団が名を連ねているのが凄い
出発前に自衛隊が演習がてらに突然発砲するのだがそれがまたシュール
弾を避けるためチョロとリズと参議院議員(藤田まこと)は気球に乗り込みあれやこれやで飛び立ってしまう
戦隊モノが戦闘シーンで使う緑山スタジオのような場所でアメ車2台でカーチェイス
暴力団も発砲
撃たれた気球は墜落
暴力団が商売相手のアメリカの悪党へ密輸するために二重構造で仕込んでいた砂金も漏れ出し気球とともに湖の中
21世紀になってすっかりおじいちゃんになった5人
ボロを纏い長い長い真っ白い髭を蓄えまるで仙人か原始人の長老のよう
湖に筏を浮かばせて5人は砂金採集
21世紀らしさはまるでない
完
なんじゃこりゃ
なぜか学校コントのオチとして使われたことがある5秒前5・4・3・2・1加トちゃんデーンを彷彿させる作品
だめだこりゃ
お巡りさん役に左とん平
ドリフ映画にコント55号が登場
アングラ劇団の俳優を演じている
アングラだけあってシュール
SEXとか女を抱くとか
欽ドンなどで国民的人気になった萩本欽一がやるような内容はではない
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