「これは富江なのか!?」富江 アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
これは富江なのか!?
伊藤潤二ファンで長年スルーしてきましたが、とてもつまらなかったです。99年の作品ですが、80年代のサスペンスのつまらない回の再放送の様な雰囲気で、脚本も引き込まれるものが無く、終始画面が暗くて観辛いです。99年は経済と邦楽共に2018年の現在よりも遥かに豊かだったと思いますが、それを思い出せないほど画面が暗い映画です。富江のスプラッターな部分は映画では表現できないでしょうから脚本での工夫と言う事になりますが、初作にも拘らず原作の大きなテーマである美醜すら反映しておらず、とてもつまらなかったです。
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