「映画的なメリハリは一切といっていいほど排除されています」トキワ荘の青春 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
映画的なメリハリは一切といっていいほど排除されています
抑制された演技、会話、演出
特に会話の声は小声で明瞭には発声されない
少ない光量の撮影
映画的なメリハリは一切といっていいほど排除されています
自然であるということ
そこは斬新であるとは思います
当時を再現する細部へのこだわりの集積がそうなさせているのだと思います
誰にしもある若い日々の自己の才能を信じてがむしゃらに働く時代
そして夢が敗れる日も大抵の人に訪れます
そこに共感を感じますが、大昔の巨匠達への思い入れが猛烈になければ、2時間は長い退屈な時間に思えたのも確かです
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