「昭和は遠くなりにけり」動乱 茶々丸さんの映画レビュー(感想・評価)
昭和は遠くなりにけり
軍人によるクーデターが実際起こるとは、今の時代は想像もつきません。昭和の初期は社会の不満が高まっていたのですね。当時の雰囲気は何となく、伝わりますがよくわかりません。
やはり、高倉健と吉永小百合の2大スターの共演が見ものでした。映画の醍醐味はスターの演技、ふるまい、言葉ですね。小百合さんの表情が秀逸でした。泣き崩れるシーンは、やはりもらい泣きです。健さんにしたら、触りがたい美女なので、距離をおいてましたが、最後に結ばれたのがクライマックスでした。とにかく昭和のスターのぶつかり合いに心が騒ぎました。
コメントする