劇場公開日 1990年6月23日

「メディアリミックスの代表的失敗作」天と地と REDSTARさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0メディアリミックスの代表的失敗作

2015年6月30日
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画面で生きる役者や合戦の描写はいいのに脚本が残念で台無しに。

序盤
笛の音が聞こえるシーンで
この先女性との邂逅があったらベタでつまらない展開になるだろうと思っていたら案の定その通りになって失望した。
この映画で女性が絡むシーンは画面に無駄に花を持たせようとしただけのようで、冗長でつまらなく眠くなった。

脚本も内容を詰め込み過ぎて話が飛び過ぎ。

どうせなら川中島合戦以外を省いて徹底的にこの周辺の人物描写に力を入れたほうがよかったのでは?

終わりも宇佐美との決戦と、武田との一騎打ちを演出して舞台を高揚させようとしているが、作為的過ぎて逆効果。

思わず素人が書いた脚本と演出に思えてしまった。

天と地とは大河ドラマという尺だから良い。
映画にするものではない。

REDSTAR