天使のはらわた 赤い淫画のレビュー・感想・評価
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こたつ、地下道、雨のジャングルジム
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一生に見られる映画の本数は限られてる、だから同じ映画は何度も見る方ではない。だがこの映画は学生時代に3回か4回見た、それほど気に入った作品。ストーリーの細かいことは覚えてないが、無理なく入ってきたはず。そして地下道や公園など、いくつかの場面は忘れられない。一般映画だったらもっと評価されてたんじゃないかと思っていた記憶。
ーーー2025年7月21日追記ーーー
WOWOWで放送されたものを友人が録画してくれたDVDで40年ぶりに再鑑賞。想像以上にエロシーンが多かったものの、そこを除くと作品の完成度は高く、特にシーンの設定、色使いや、スジの省略が素晴らしい。池田敏春監督はやはり映画が上手い。石井隆の脚本はラスト近くの決定的な悲劇に、ほんの少し幸福の予感?を交えて物語を終える。
主演の泉じゅんはめちゃくちゃ美しく可愛く、自分の中ではロマンポルノNo.1女優だ。Wikipediaを見て、「セーラー服と機関銃」と同時期に上映されていたことを知る。当時は名古屋の二番館三番館で見たんだなあと。確か日活小劇場とシネマスコーレと四本立てをやってた円頓寺劇場で見たと記憶。
村木があまり絡まないのが淋しい
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「天使のはらわた」シリーズも80年代に入り、なんだかドラマ部分より性描写の占める割合が増えた気がする。(当たり前だよ、日活ロマンポルノだから・・・)今回は村木の存在が薄い。名美中心のドラマ進行。「ビニ本」なんて言葉忘れてた。
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