釣りバカ日誌5のレビュー・感想・評価
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釣りの成果はハゼ、サンネンコ、カサゴ
「釣りバカ日誌5」
待望の長男誕生で、釣りバカ以上に親バカぶり全開のハマちゃんの姿が顕著に目立つ。
みち子さんが同窓会で不在、郷里の母はぎっくり腰で動けなくなり……途方に暮れて会社に連れて行った鯉太郎が行方不明になり、好奇心旺盛ゆえに鈴木建設本社で大暴れ。
騒動の責任を収拾すべく、ハマちゃんは「プロジェクトA=スッポンの養殖」の担当者として京都・丹後半島に左遷されてしまう……。
● 公開日:1992年12月26日
● ロケ地:京都府丹後半島
● ゲスト:乙羽信子、神戸浩
● 釣りの成果:ハゼ、サンネンコ、カサゴ
● 監督:栗山富夫
【産まれた息子を愛する事、限りなし!そして相変わらず喧嘩する程、浜ちゃんとスーさんは仲が良い。平成のハマチャンシリーズはヤッパリ安定して面白いなあ。気持ち良く笑えるシリーズだと改めて思ったな。】
ー 寅さんシリーズを見終えて、寂しき事限りなしと思っていた私にとって、この釣りバカ日誌シリーズがある事を知った時には、嬉しかったモノである。
だが、西田さんの真坂の急逝を知って、暫く観れなかったんだよなあ・。
けれど、もうそろそろ涙は出ないだろうと思って久しぶりに鑑賞したら、ヤッパリ面白いのである。-
◆感想
・今作では、浜崎家の長男・鯉太郎がよちよち歩きをしている。シリーズモノって、寅さんシリーズの満男もそうだけど、子供が成長していく様が描かれて行くのも良いんだよなあ。
・で、紙おむつ問題なども面白く描かれて、クスクス笑える。当時は紙おむつって年配の方には抵抗があったのかな。
スーさんが、浜ちゃんのお母さんから”アンタもそろそろ、おむつ履くんだから、黙ってらっしゃい!”などと言われているシーンは、可笑しいなあ。
・個人的に、このシリーズに戸川純さんがOL役で出演しているのが嬉しい。ムッチャアバンギャルドなミュージシャンでありながら”おしりだって洗ってほしい”のCMを見た時には、ビックリしたもんな。
<ヤッパリ、このシリーズは名優三國連太郎さん&名優西田敏行さんとの”喧嘩する程、仲が良い”姿と、当時のサラリーマンのお父さんたちが、無能だが可愛い役員たちの姿を見て、ちょっと普段の会社のストレスを発散させていたのかなあ、とか思ったな。
そして、安定の山田洋次監督の脚本にしっかりと支えられて、今観たらナント!このシリーズ22作まであるんだねえ。
初作から5作まで観たけれども、ちょっとづつ、大切に観て行こうと改めて思った作品である。
何だか、寅さんシリーズも、浜ちゃんシリーズも、笑ってチョイ沁みる精神の浄化にはぴったりな作品だと思ったな。じゃーね!>
鯉ちゃんとスッポン
スーさんにおじキュン
今回は、ハマちゃん母初登場!鯉太郎で大パニック!ハマちゃんメンタル崩壊?!の三本です。
舞台は京都の丹後半島!天橋立で有名な所です。
大自然と海と舟屋!!舟屋とは海の上に建てられた家の事で自家用船が掘り込み船庫になってて、もう釣り人には最高の家!なのに、ハマちゃんの様子がちょっと変…。
今回の獲物はブリ!そして、釣竿を使わず初めての落とし込みというやり方。やっぱり釣りする二人のイキイキした表情は素敵。
一歳になった鯉太郎くんがめちゃかわ〜!です。ハマちゃんの遺伝子は容姿には全然入ってないみたい笑
だけど、性格の方は…?周りを慌てさせる父親譲りの遺伝子は受け継いでしまった模様。
初めて感じたスーさんの孤独。重役たちに陰で悪口を言われ、きゅんと切なく、鯉太郎にデレデレのじいじスーさんがかわいくておじキュンでした!笑
(おじキュンとは、おじさんに胸がキュンとなること。最近おじキュンがブーム!)
スーさんにとってハマちゃんは、なくてはならない人なのがものすごく伝わる釣りバカ5!
ハマちゃん母が登場して、ハマちゃんの人となりやスーさんの浜崎一家への思いも一段と知れた釣りバカ5も大満足でした。
鯉太郎騒動。社内でのドタバタ劇が今回の見せ場か。丹後半島はもはや付...
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