妻二人
劇場公開日 1967年4月15日
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増村保造監督67年大映。タイトルから受ける印象とは違ってサスペンスであった。若尾文子は社長の娘で堅い妻。岡田茉莉子はかつての恋人。相変わらず早い展開で話が進む。そしてどんどんダーティな方向へ。ちょっとメロドラマ要素が強め。この辺りは増村監は不得意分野ではないかな…。と思っていると終盤怒涛のドロドロな人間の闇描写へ。しかし全体的には散漫な印象。女優も活かせてたとは言い難い。タイトルも内容に合ってないんじゃないかねぇ。増村映画としても、若尾文子映画としても物足りなかったです。
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