劇場公開日 1985年11月23日

タンポポのレビュー・感想・評価

全43件中、21~40件目を表示

5.0大時代なラーメン屋サクセスストーリー

2022年3月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

ひょんな事で出会った作品。

コミカルに描かれる懐かしい伊丹節。

脚色はあるでしょうが、ラーメン屋、テーブルマナー、服装、常識、当時の世の中の空気感を堪能できました。

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とんこつ

4.5コメディの裏側で

2021年10月12日
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因果

5.0【伊丹十三監督の、諧謔味溢れた、”食”をテーマにした傑作。メインストーリーの狭間のエロティックなサブストーリーも魅力的である。】

2021年1月11日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

知的

幸せ

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NOBU

5.0生きることは食べること。目眩く人生喜劇

2020年9月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

のっけから観客に話しかけてくる役所広司
ラーメンをこよなく愛する老人
ハットが世界一似合うトラック運転手、山崎努
夫亡き後ラーメン屋を継いだ素朴な未亡人たんぽぽ…
主要人物たちが力を合わせて最高のラーメン屋を作ることに尽力するという物語の軸に加え、所々展開される「食」にちなんだ珍事の数々…
ツッコミ所満載なのに、登場人物全員が大真面目。

映画の括りでみると滑稽だが、人生というものを遠目で見ると、案外こんな感じなのかもしれない。

そういった「人生=食べること」という営みが、伊丹十三という稀有なフィルターを通し、とてつもなく面白くて愛しい傑作となった

初めて伊丹監督の作品を鑑賞したが、物凄かった。こんな監督、日本どころか世界を見渡しても中々いない。
氏の他の作品も観たくなった。てか絶対観る

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柴左近

4.5食に纏わるエピソードの映画的光彩が放つ伊丹十三監督の演出手腕の素晴らしさ

2020年7月28日
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鑑賞方法:映画館

近年の日本食ブームが「和食」のユネスコ無形文化遺産登録に象徴されるように、日本独自の進化を遂げる食べ物が世界的に認知されています。特に庶民的でリーズナブルなラーメンは人気が高いようです。そのラーメンを始めとする日本の様々な食文化をシニカルに描いた鬼才伊丹十三監督の傑作が、35年前の今作です。前年の「お葬式」で監督デビューした伊丹十三氏については、名監督伊丹万作氏を父に持ち、「北京の55日」「ロード・ジム」など海外でも活躍する日本の俳優というほどの認識でした。ただ、これより5年前のことですが、フェデリコ・フェリーニ監督の「オーケストラ・リハーサル」ロードショー上映の三百人劇場で偶然お見かけしたことがあり、僭越ながら地味なイタリア映画も観る勉強熱心な方なのだと印象に持ちました。後に氏の経歴から、ヨーロッパ文化に造詣が深いバックグラウンドを備えた知識人と知って、今では浅薄な思い上がりと恥じています。

才人伊丹十三の第二作目。ラーメン屋再建を中心に様々な食文化のエピソードをオムニバス形式に構築した喜劇。そのセンスの良さ、異色の着眼が映画の勘どころを飲み込んでのユーモアが素晴らしい。日本の映画人で、こんな作品創れる人は他に誰もいない。ルイス・ブニュエルの「自由の幻想」に構成を真似て自由奔放に、中味はイタリア映画的庶民リアリズムの人間暴露で、全体としては各個性派俳優の絶え間ない競演と、多面的な光彩を放つ。餅をつまらせる大滝秀治の死と隣り合わせの食の危うさ。シリアスとユーモアの渾然一体では、井川比佐志のエピソードが凄い。妻の臨終に駆け付けチャーハンを作らせ、泣きながら食べる父子の姿。ヴィスコンティの「ベニスに死す」をもじる白いスーツの男役所広司の性と食の粘着したコラボレーション。牡蠣と卵の黄身の厭らしさ。そして、本筋の宮本信子を手助けする山崎努と渡辺謙のラーメンの拘り追求の面白さ。全編映画表現の粋と正確性で、多種多様な場面を食のテーマで繋げた画期的な日本映画の傑作品。こんなうまい映画を作った伊丹監督を、絶賛する。
 1986年1月21日  池袋東宝

公開当時は、処女作「お葬式」ほど評価されませんでした。日本食ブームで世界的に再評価されて当時の鬱憤が少しは解消されています。

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Gustav

5.0たんぽぽ

2020年6月29日
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超面白かった。
今著名な俳優さん達がチョイ役で出てるのも面白い。
海外でも評判良い作品らしいです。

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alextm

4.5Macaroni western set a traditiona...

2019年11月5日
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Macaroni western set a traditional ramen shop in the 80’s Japanese society. Lots of references to western movie legacies and caricatures to constricting Japanese conventions

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NB

3.5不思議な作品

2019年11月3日
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鑑賞方法:VOD

タイトルからは内容を全く想起できない作品だが、とりあえず役所広司がエロかっこいい。渡辺謙が若い。ホームレスたちが元気いっぱい。

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さすまー

4.0ラーメン食べたくなる映画

2019年7月20日
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炭水化物ダイエットしてる人は観ない方がいいです。
ラーメンでウエスタン映画をしてるんですが、広くは食や生きるがテーマの作品です。

約40年前の作品だから、役者もみんな若いし再発見を楽しめる作品でもありました。

宮本信子ほど普通の人を演じるのが上手い人はいませんね。

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BAININ

5.0人生の全てが入ってます

2018年10月28日
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食=生(性)なので。
優しい人しか出てきません。
疲れた時、お腹が空いた時に観ると良いと思います。
もち元気な時にも。
邦画で一番好きです。

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jet

2.5女店主タンポポのラーメン屋再生計画

2018年6月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

・宮本信子、西部劇ハットを被った山崎努、子分肌の渡辺謙の3人でラーメン屋を建て直す話が縦軸で、食にまつわる様々なエピソードを枝葉にてんこ盛り
・巻き舌チンピラ安岡力也と山崎の青春ヤンキーみたいなやり取り
・餅を詰まらせ逆さまで掃除機で吸われる
・要所で出てくる白タキシードの役所広司のダンディズム溢れるシーンの数々(黄身の口移し、海女の手から牡蠣をむしゃぶりつく)
・最初が映画館で役所がこちらに語りかける
・エンドロールにおっぱいを飲む赤ちゃんのアップ

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mimiccu

5.0食をめぐる物語。 邦画の中で飛び抜けてすきな映画となりました。

2018年3月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

知的

食をめぐる物語。
邦画の中で飛び抜けてすきな映画となりました。

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sumu

4.0食と性と生と死と

2018年3月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

楽しい

未亡人が一人でやってるラーメン屋を再建するべく集まった男たち。
とにかく出てくるキャラがいい。特に山崎努が最高にカッコよかった!
かなり古い映画で観たことはあったが、細かいところをかなり忘れていた。古くさいところはあるが、それを差し引いてもかなり面白かった。
ラーメン屋の本筋とは違うエピソードがいくつか挟まれる。やや意味不明だが、食や性を描いていて意外と重要なピースだなと思ってしまった。

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kenshuchu

5.0求めてるのは、こういう映画!!

2018年2月19日
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鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、CS/BS/ケーブル

最高。

大友柳太朗の遺作です(泣)
加藤嘉がカワイイ!

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buckaroo

3.5キャラクターたち

2018年1月29日
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出てくるキャラクターたちが本当に魅力的、愛らしい人々は何時間でも見て入られます。
たまにオムニバス的に挟まれる、食に関する短編コメディも秀逸、なかなか面白い映画でした。

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ハワイアン映画道の弟子

2.0いろいろな話が入りすぎていて、いまいちピンとこない

2016年10月30日
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いろいろな話が入りすぎていて、いまいちピンとこない

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オットー

3.5おにぎりかラーメンか

2015年8月8日
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鑑賞方法:VOD

トラックの運転手のゴローとガンが入ったラーメン屋では、タンポポという女性が1人で切り盛りしている店だった。味はイマイチなのだが、人柄に惚れ、ゴローはタンポポに頼まれるまま街一番のラーメン屋にすることにする。

所々に食べ物に関する話も挟まれていて、観ていて飽きない面白さ。それぞれのキャラクターが個性的でまるで漫画を観ているような感覚がある。途中に挟まれる小話はセリフも少なく、俳優の微妙な演技で語られユーモアに富んでいて笑える。全体的に明るく子どもも観れるような話の運びなのだが、途中でおっぱいが出てきたり妙に性的な要素があり、ギョッとしたのは私だけか。あれが無ければよかったのになぁと私は個人的に思うが、あぁいうのがいいとされる時代だったのかもしれないので、そういうことにしておこう。

つい最近「かもめ食堂」を観た。その時におにぎりが日本人のソウルフードだと言われていたが、実はラーメンなんじゃないかと私は常々思っている。おにぎりは誰にでも作れて親が作ってくれた思い出などが付いて回る食べ物だが、日本人同士の会話で話題になる食べ物と言えば圧倒的にラーメンである。こだわる人はかなりこだわる。店を食べ歩いて回るラーメン批評家だっている。

おにぎりとラーメンは質が違えども、両方ソウルフードなのかなぁ。

前にも書いたが、アメリカ人のソレは「ピザ」だと私は断言する。「ピザ」と言う言葉だけで彼らの脳内には、ピザの美味しさや各自のピザに対するこだわりや想いが駆け巡るらいい。きっと思い出も付け足されるのだろう。

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kalichan88

5.0一見さんお断り、といった感じ?

2015年4月29日
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楽しい

興奮

萌える

最初に見たのは地上波のテレビ放送だったか─。ガキんちょだった自分の印象は、なんてエッチでめちゃくちゃな話なんだ・・・あの虫歯の表現はリアルで嫌(虫歯だらけの自分にとってはつらくてあまりにリアルだったので─)・・・食材や料理などの表現も禁断的なものを感じて、いろんな欲望をくすぐられる要素が満載であるが故の引力は強烈ではあったけれど、素直に受け入れることができなかったという印象・・・。
時を経て、多少ものごとを知るようになってから再びビデオレンタルで見たはず。そこで改めて見た欲望の数々・・・特に役所さんのところなんて。いい・・・、としみじみ─。そしてそこに添え物のように展開する師弟関係のラーメン作り(─実際こっちがメインなんですが、エロには勝てません─)、最後もなかなか感動的だと実感できたのでしたー。
それから何度見たか分かりませんが、都度自分の中に染みてきて、もはやこれは邦画史上最高の作品なのではとの思いに至る。
トラック野郎的な面白さ、恣意的に絡み合う複数のストーリー、リストとかマーラー、若き日のケンさん(─渡辺のほうで─)、宮本信子・山﨑努はもちろんのこと味のある出演陣などなど、見どころ満載。笑いと感動、エロとか食とか欲望と五感(?)を刺激してくれる素晴らしいエンタメ映画だと思います。これだけ濃密に楽しませてくれる日本映画は、いまだ現れていないと思います。まぁ、他の作品は一度見て判断して捨て置いているだけなのかもしれませんが・・・少なくとも、何度も見たくなるような作品はこの作品以降、自分は知りません。

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SH

3.5昔を見て面白い感じ 食べ物使うラブシーンが衝撃 笑えるし、でも牡蠣...

2015年4月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

昔を見て面白い感じ
食べ物使うラブシーンが衝撃
笑えるし、でも牡蠣のとこはエロいと思った

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もえ