「二人の「間」、しゃべっていないときの表情や演技がたまらなく素敵」探偵物語(1983) ハマーさんの映画レビュー(感想・評価)
二人の「間」、しゃべっていないときの表情や演技がたまらなく素敵
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ラストシーン、辻山(松田優作)のせつない表情にハートをわしづかみにされました。
前の晩、直美(薬師丸ひろ子)が部屋にきて
若いまっすぐな気持ちを訴えてこられことで
気持ちが傾いたのか
それともうすうす可愛いなと思ってたのか
もうどっちでもいいから
空港まで来てしまった33才バツイチ探偵。
TVドラマ版探偵物語の松田優作は見てないけど
私はきっとこっちのほうが好きです。
一見どこにでもいそう、でも通り過ぎたら振り返りたくなる雰囲気が素敵。
役作りにものすごくこだわった取り組み方をしていたと
何かで読んだことがあります
それをふまえてみると、
彼なりの人物設定がなせる間のとり方、
しゃべっていないときのしぐさや表情、視線から目が離せませんでした。
この映画をみると彼の作品をたくさん見たくなります。みます。
若くしてお亡くなりになったのがほんとに惜しいです。
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