「沢田研二でなければ出来ない映画」太陽を盗んだ男 kinokoさんの映画レビュー(感想・評価)
沢田研二でなければ出来ない映画
クリックして本文を読む
途中の、髪の毛が抜けるあたりで見るのが辛くなって挫折。
アクションなどもあって当時は娯楽映画としても楽しめたのかもしれないが、今の自分にはちょっと見続けるのが怖く感じた。
途中までだが、沢田研二でなければ出来ない映画だと思った。
ひょうひょうとして何を考えているか分からない、明るいように見えたかと思えば影もあってちょっと闇も感じる。それが政治的な目的もなく、何となくプルトニウムを盗んでしまう主人公にぴったり。
原爆製造の場面はこんなんで良いのかと思ったけれど、映画、原子の力(1947)の映像の一部を観て似たような感じで驚いた。
実際に原爆製造に関わった科学者たちが、防護服も着ないで試験官にプルトニウムを入れて見せびらかしている映像。
この映画も含め、今ならちょっと考えられない。そんなところでも時代を感じた。
コメントする