「【1968年公開で、この作品レベルの高さに驚いた、人間の持つ善性と、悪性を見事に描いた作品。画のトーンもどこかで見た様な、と思ったら・・。】」太陽の王子 ホルスの大冒険 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【1968年公開で、この作品レベルの高さに驚いた、人間の持つ善性と、悪性を見事に描いた作品。画のトーンもどこかで見た様な、と思ったら・・。】
■年代的に観れる筈がないのに、この作品は幼き頃に観た、確かな記憶がある。
TVで再放送したとしか思えない・・。
何故ならば、この作品は単なる勧善懲悪の話ではなく、悪魔グルンワルドの妹、ヒルダがその心の中に、善性と悪性を兼ね備えているという斬新な設定や、ホルスを助ける岩男のモーグや、氷の悪魔グルンワルド達、登場人物のキャラが立っていたからであろう。
氷のマンモスや、透明な氷の空飛ぶ狼の鮮やかな動きなども、良く覚えている。
又、画のトーンも後年楽しみに観ていた、「未来少年コナン」と、久方振りに鑑賞すると似ているなあ・・、と思ったら、若き高畑勲さんと、宮崎駿さんが、重要な役割を担っていた事を資料により知った。ビックリである。
<そう考えると、今更ながらに、日本のアニメを牽引して来た高畑勲さんと、宮崎駿さんの凄さが改めて実感できる作品である。>
■子供たちが小さい頃、”もう、勘弁してください・・”と言う程、一緒に観た(観させられた・・。我が家には、宮崎アニメが全て揃っている。)宮崎さんと高畑さんの名作アニメのレビューを、少しづつ挙げて行こうかなあ・・。>
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