「高畑勲と宮崎駿の青春」太陽の王子 ホルスの大冒険 akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
高畑勲と宮崎駿の青春
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ジブリの原点、高畑宮﨑の青春
演出(監督)
高畑勲
作画監督
大塚康生
原画
森康二
宮崎駿
大田朱美
小田部羊一
奥山玲子
とある。
2019年前期の朝ドラ「なつぞら」関連で故高畑勲がこんなにフィーチャーされるとは知らなかったが、ドラマを見ていてこの映画に相当する作品を知らずにいるのも気持ち悪いのでiTunesで見てみました。82分でほどよい長さ。作画は美しい。二度ほど、動画をあきらめて静止画で勝負していた部分もあったが、そういう部分も含めて傑作だと思う。
「なつぞら」ファンなら必見。もし子供時分に見た覚えがある人ならかならず再発見があると思う。
ジブリの原点があるように思う。単純だが運がいいヒーローホルス。
冒頭のオオカミたちとホルスの闘い、巨大岩男や氷漬けマンモスの登場、いまとなって見ればなんだかチープな悪魔の造形、悪魔の妹だというヒルダの複雑な感情、村長やヒルダを操ろうとするドラーゴやふくろう。←こいつらが一番たちが悪い。
話はそれほど複雑ではないが、もしこれが小学生向けならばやや退屈なのかもしれない。ヒルダの立ち位置が難しいからだ。ラスト、ヒルダが蘇ったのは悪魔が死んで魔力がとけたからだろう。
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