「大物とはこう言う事さ!!」大誘拐 RAINBOW KIDS 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)
大物とはこう言う事さ!!
時々無性に観たくなる本作!サブスク時代万歳ですわ!
和歌山の山林の大地主のお婆さんが誘拐されて
その身代金の要求額がなんと100億円!!
1991年公開の本作だけど100億円は流石にインパクト大!!
誘拐事件と言っても全編ほぼコメディーで観ていて疲れないし
なんと言っても極悪人が出て来ないのは心に優しい!
この映画における極悪人は「国家」ってか〜。
こういう過去の名作でなかなか劇場公開の難しい作品を
昨今のサブスクで観られるのは本当に有難い!
気楽な娯楽作品を観たい時は是非是非お勧めです!!
で、月に8回ほど映画館で映画を観る
中途半端な映画好きとしては
いつ観てみても面白〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!
まあ、時代背景とかを言いだすと今の感覚では
ちょっと無理がありますが
そんな事どうだって良くなるストーリーの面白さと役者陣の豪華さったら!!
和歌山県警なのに途中から東京七曲署チックになっちゃう豪華さ(笑)
戦争を経験し、その悲惨さや非道さが骨の髄まで染み込んだ世代が
高齢ながらもまだ世界を動かしていた時代。
誘拐されたお婆様がもう一筋縄では行かない本当の大物!!
そうね、細田守監督の「サマーウォーズ」のお婆様みたいな存在。
ラストに心に残る深い深い反戦の思い。
緒形拳も風間トオルも樹木希林も若い!!
脂がノリに乗ってます。
是非お正月休みにでも気楽にご覧ください。
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