「凝った数字と、清々しい結末」大誘拐 RAINBOW KIDS sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
凝った数字と、清々しい結末
健次ら小悪党三人は、紀州の大資産家柳川とし子刀自を身代金目的に誘拐。要求額が五千万円と知った刀自は、三人に百億円にしろと言う。刀自が恩人でもある和歌山県警井狩本部長が、自ら捜査の前線に。一方、レインボウキッズと名付けられた三人は、すっかり刀自のペースにはまり。
なかなか凝った数字のトリックがあったり、結末の清々しさといい、結構楽しめました。
刀自を演じる北林谷栄は、あぁ「トトロ」のカンタのばあちゃんか。最後の穏やかな顔の緒形拳が良い。嶋田久作は、2年前の魔人加藤から想像もつかない役でした。
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