「雪バージョンの大魔神」大魔神逆襲 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
雪バージョンの大魔神
大魔神三部作が1966年の間に数か月ごとに公開されたのは有名な話。今だったら有り得ないことだが、おそらく当時は労働のコンプライアンスも甘かっただろうし、このクオリティで良かったから可能だったと思う。
戦国時代の瓜生(うりゅう)の里という場所が舞台。小さい人がわんさかいて賑やかな田舎だ。
本編約88分を22分毎に四分割してみる。
一、強制労働の描写。少年たちが地獄谷に向かう。
二、少年たちが山を越える大冒険。強制労働者の公開処刑。
三、少年たちの旅は困難であった。雪山の中、大魔神が動き出す。
四、諸々の脆い建物を大魔神が破壊しながら悪い奴らを倒して完。
少年たちに焦点を当てている。若い女性の清い涙もなく恋愛要素もない。
大魔神は季節も場所も男女も関係なく悪を成敗してくれることがわかった。
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