太平洋の翼のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
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日本を守ろうとするナショナリズムや日本人のアイデンティティと言うよりも、日本国の為に仕事をしている様に見える。
ノルマをこなす。そんなふうに見える。
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大空に舞い 激戦に散る 精鋭部隊
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太平洋シリーズ三部作第3作。
TELASAで鑑賞。
本土防空のため帝国海軍航空隊の精鋭が招集されました。特攻攻撃が戦法の趨勢を占めていく中、個性的なパイロットたちは大空を駆け、空戦の中で死ぬことを選んで戦い続けました。
絶望的な戦況において奮戦するも、次々にその数を減らしていく精鋭部隊。当時は誰もが“散る桜”…。なんて悲惨な時代だったのだろうかと心が痛くなりました。
渥美清などの陽性な雰囲気の俳優が演じている隊員たちが、戦艦大和の菊水特攻にたった4機の直掩機として同行し、激戦の中で散華したエピソードが壮絶でした。
円谷英二特技監督が演出したドッグファイトは、操演とは思えないスピーディーさで目を瞠りました。迫真の特撮シーンが松林宗恵監督の人間ドラマ演出と融合して悲惨さを浮き彫りにし、戦争への怒りを画面から滲ませているように感じました。
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