戦争と青春のレビュー・感想・評価
全3件を表示
ある政治機関誌に連載されていたものが原作の様である。我が亡父はその...
ある政治機関誌に連載されていたものが原作の様である。我が亡父はその原作を読んだ様である。この映画の事も言っていたのを覚えている。
『実際はあんなもんじゃない。爆弾は焼夷弾だろ。あんな低く飛ばない』と怒っていた。それで、付け加えて『日本人のすげー所はなぁ。この作戦を企てたアメリカ人に勲章やってんだぞ』って怒り心頭のようだった。
我が祖父(親父の親父)は大空襲の前に『もうすぐ、日本は負けて、この辺は焼け野原になるかもしれないから、小岩に引っ越すぞ』って言ったそうである。我が亡父は『ウマシカ親父め!非国民!!』と罵りたかったが、怖い親父(祖父)だったそうで、止めたとの事。我が亡父は、敗戦後、そんな事、隠す事なく東京大空襲の話として、耳ダゴになるくらい、ベラベラ喋っていたので、非国民の話も信用していないが、勲章の話は本当だとあとから知った。
リベラルな、人の映画であろうが
『平和は努力と小さな勇気を忘れるな』でない。と言う事。だから、雄犬に引っ掛けられるのか?
まぁ、リベラルな人の作った伝統的なプロパガンダ映画なのだが、日本人の戦後はこの程度で平和が保てたと言う事を評価して、次に繋げればと思う。
79年前の現在の時刻(午前10:30)の墨田区小名木川周辺は地獄の様な場所だったのだろう。我が亡父はどの様に移動したのか分からないが.今ぐらいの時期に上野の銀座線へ向うスロープを歩いていたそうである。周りには生きているか死んでいるか分からない者たちがいたそうである。その状況をもう少し詳しく聞いておけば良かったかと悔やんでいる。残念ながら、僕の話す話はみな受け売りである。
今日の日に亡くなった方々へ冥福を祈りたい。
3月10日は77年前に東京大空襲のあった日 ウクライナの戦争の真っ只中の今 本作を観ないでどうする そう強く思いました
今日は2022年3月10日です
3月10日は東京大空襲の日です
77年前の今日、東京でも戦争があったのです
たった一晩の爆撃で、10万人が死に、100万人が被災して家を無くしたのです
この日は陸軍記念日でした
1906年の日露戦争の陸上の決戦場の奉天に日本陸軍が入城した記念日の祝日だったのです
つまり米軍はこの日を狙って東京大空襲を行った訳です
画面の中の東京大空襲の再現シーンは、今までに観た沢山の戦争映画の中で一番恐ろしい迫真に満ちたものでした
ウクライナでは戦争が始まって2週間経とうとしています
毎日ニュースの映像で現実の戦争に苦しんでいる人々の涙の姿が流れます
100万人以上の女性と子供が隣国に続々と避難しています
男は全員兵隊にとられて戦争にかりだされているから女子供だけなのです
今日は小児病院と産院が攻撃され死傷者が大勢でているとのことです
負けるが勝ち
本作の劇中で重要人物がこう語ります
本作のキーワードでした
確かに1944年のサイパン陥落の時点でさっさと降伏していれば、東京大空襲も広島長崎への原爆投下もなかったかもしれません
ウクライナの大統領はどうでしょうか?
絶対に敗北を認めないと毎日国民を鼓舞しています
国際社会へ侵略を防ぐための協力を訴えています
ロシア軍は、ウクライナ軍に苦戦しつつもウクライナの首都キーウを包囲しつつあるようです
チェルノブイリの原子力発電所もロシア軍に占領され、電源まで落とされてしまい、原子力災害が発生するかもしれない状況です
もしかしたら、東京大空襲や原爆と同じような恐ろしいことが起こりそうな恐怖を感じます
負けるが勝ち?
ウクライナの大統領は実りのない停戦交渉を続けています
侵略されたほうがいいのでしょうか?
そのような意見をテレビであるコメンテーターが述べていました
ならば日本も侵略されたなら、抵抗せず侵略されるがままでよいのでしょうか?
戦争反対
それは絶対に正しいことです
しかし戦争するくらいなら殺されよう!というのは間違っています
ロシアの停戦条件の一つはウクライナの中立化だそうです
つまりウクライナ軍の武装解除、無抵抗になれ
力の強いもののいいなりになれということです
77年前の太平洋戦争と、現在進行形のロシアのウクライナ侵略戦争
比較的して考えるべきです
つまり、本作と今のニュースはつながっているのです
日本が平和でいる為には、何が正しいのか
夢想的な平和主義で侵略を防げるのか
却って侵略を呼び寄せるているのではないのか
日本を戦争が出来ない国にする平和憲法が果たして正しいのか?
本当に日本に平和をもたらしてくれる憲法なのだろうか?
日本を他国から侵略しやすい国にしている憲法なのではないのか?
本作を観て、そして今のニュースを視る
様々なことがぐるぐると頭の中を駆け巡ります
小さな子供達も、意味が分からないなりに、ウクライナの戦争のニュースを怖がって視ています
77年前の戦争の反省
ウクライナの戦争の教訓
21世紀の日本を取り巻く戦雲の巻き起こり
大人達が子供達次の世代の為に真剣に考えなければならないことです
戦争反対
そんなことは誰だって同じです
夢想的に平和を唱えても侵略は防げないことが明らかになっているのです
9条のないウクライナですら侵略されました
日本ならもっと侵略されやすいのです
2022年の3月10日
77年前、東京大空襲のあった日
ウクライナの戦争の真っ最中
本作を今日観ないでどうする
そう思いました
全3件を表示