「卵は世界だ」1999年の夏休み kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
卵は世界だ
これはBLの世界なのか、それとも百合の世界なのか・・・少年たちをすべて女性が演ずるというユニークな金子修介監督作品。しかも登場人物は4人。その中には則夫役として若き深津絵里の姿も見ることができる。
夏休みだというのに事情により亮に残っていた和彦、直人、則夫。3カ月前には悠が湖に飛び込んで(事故か自殺かは不明のまま死体は未発見)死亡。不安な日々を送っているはずだが、自らコンピュータの勉強、楽器の合奏など規則正しい生活を送っていた。野外での自由時間はノスタルジックでもあり、悠の死の真相などは心の奥に隠していた。
少年愛のもつれからくる過激な行動。嫉妬・羨望・求愛・・・どこまで自由なんだ!そりゃ親も教師もいない森の中だからねぇ・・・夏休みが永遠に続けばいい♪あり得ない展開であっても許してしまいそうな内容でした。
彼が私の部屋に泊りに来る際には、”お前、、変な事すんなよ!”と言いつつ、酔って寝てしまい、翌朝、彼が私の項の毛を触っている事に気付き、吃驚して起きる事を繰り返していましたね。
で、しょうがねぇなぁと言いつつ、プレーンオムレツを作り、パンを焼いて珈琲を入れて朝食を済ませ、駅まで送って言ったモノです。
不思議と嫌悪感は感じませんでしたね。
それが、原因かどうかは分かりませんが、愚かしき国会議員の”生産性がない”とかいう発言を聞くと猛烈に腹が立ちます。
”結婚していない事のどこが悪い!、同性を愛する事のどこが悪い!”と、保守的思想に染まった国会議員の連中(男女問わず、特に嫌いなのは、S氏ですね。)には、都度突っ込んでいます。では。
今晩は
うわわ・・、であります。
私のレビューには記載していませんが、今作は私が大学生の時に高校の級友が”観て・・。”と言って持って来てくれたモノです。
萩尾望都さんの「トーマの心臓」が原作ですが、BLを金子修介監督が、女性を男性役にした不思議な映画でした。
(ここからは、笑わないように)
私は、小学生から大学生までは美少年且つ美青年でした。で、彼は私の住処に頻繁に現れ・・。(以下、自粛)
私が、LBGTQを指示する所以になった映画でもあります。では。