「金子監督の作品、何作も観ていないけれど私が観たことあるのはいつも近...」1999年の夏休み らっこおやじさんの映画レビュー(感想・評価)
金子監督の作品、何作も観ていないけれど私が観たことあるのはいつも近...
金子監督の作品、何作も観ていないけれど私が観たことあるのはいつも近未来異次元で、切ないというか心のどっかが痛くなる作品。
この映画は初見ですがやっぱりその痛みを感じる金子作品でした。
2018年製作と言われても信じてしまう世界観。(中野みゆきの存在感がすごい。この少年役の中では一番年長だっただろうか。)
この少年たちと山の中の風景とあの建物、すべてが美しく描かれていて目が離せなくなる。ものがたりの不思議さ、この世界はどこ?いつ?何があった後の世界?
今現在の日本を予見していたかのような一言のセリフがすごく気になった。
本当にさすが金子修介監督の作品だった。美しさもこの切なさ痛さも観なきゃ伝わらない。というか私は言葉で伝えたくない感覚でした。
MS-DOSの頃?の文字列やブラウン管をむき出しにしたモニターのアイデアやIDカード管理は今の人からは逆に近未来に見えそう。登場人物の少なさもとても良い。
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